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投稿日時 2021-03-22 09:32:13 (833 ヒット)

 2021年3月17日に、第25回研究会をオンライン(Zoom)にて開催しました。24名の方に参加していただきました。

 今回の研究会では、近年注目を集めている「UX:User eXperience」をテーマに取り上げました。

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 最初の招待講演は、『ビジネスマンのための新教養 UXライティング』の著者のお一人である冨永敦子教授(公立はこだて未来大学 メタ学習センター)をお招きし、『さまざまな場に通じるUXライティングの考え方』のテーマでご講演いただきました。
 クイズ形式で参加者と交流したり、さまざまなUXライティングの事例紹介により、UXライティングについてわかりやすく説明していただきました。また、「アサーティブネス」というコミュニケーション手法についても教えていただきました。
 今回のご講演では、UXライティングのテクニック以上に、「ユーザーと一緒にユーザーのニーズを達成する」という考え方や姿勢が重要だと学ぶことができました。相手に対する表現方法は色々ありますが、その中の「文字」に対して気を配るのがUXライティングだと理解しました。このためには、相手の受け取り方についてよく考えて対応することが、根本の姿勢として重要だと学びました。これは、仕事に限らず日常生活全般において重要なことですので、日々の生活を振り返るよい機会になったのではないでしょうか。
 
 
(招待講演 冨永敦子 氏)
 

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 次に、『UXが重視されるシステム開発を、開発文書にこだわって考えてみよう』のテーマで、ASDoQ代表幹事の山本雅基さん(名古屋大学)に議論を進行していただきました。
 議論の導入として、某大企業のソフトウェアエンジニア採用ではUXデザインの高いスキルも要求されていることを踏まえ、これからのエンジニアにとってのUXスキルについて議論しました。短い時間の中で、さまざまな意見が交わされました。
 最後に山本さんにより、以下のようにまとめていただきました。
  •  自動運転のような複雑なシステムの場合、エンジニアにはUXスキル以前にドメイン知識が無いと難しいだろう。
  •  ドメイン知識を持っている人がUXのセンスも身に着けることで、世の中に無いシステムの要求を考えデザインするという、発想力のある創造的な仕事が可能になる。

 

 
 (討議 山本雅基さん)
 

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 最後に、ASDoQ幹事の藤田さん(長野工業高等専門学校)により、『ASDoQ文書品質モデルによる文書評価のためのRedPen活用の試行』のテーマで、活動事例を紹介していただきました。
 RedPen(http://redpen.cc/)は、技術文書を評価するためのオープンソースソフトウェアです。藤田さんは、RedPenの評価項目とASDoQのシステム開発文書品質モデルの測定項目との対応関係やカバレッジを整理されました。その結果、意味論が強く関係しない「理解容易性」「可読性」「規範適合性」の測定項目の多くについて、RedPenで評価可能であることがわかりました。さらに、RedPenの評価項目の拡充についても検討されていました。
 本事例を参考に、皆さんにもRedPenやASDoQの文書品質モデルを活用していただければと思います。
 
 
 (活動紹介 藤田悠さん)
 
(紹介資料から1)
 
(紹介資料から2)
 
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  ASDoQでは、皆さんからの取り組み事例の発表をお待ちしております。
 
 さて、次回のASDoQイベントは、2021年度総会・第26回研究会(5月28日(金)予定)です。次回もオンライン開催の予定です。詳細が決まり次第ご案内しますので、皆さん、ぜひご参加ください。
 

 


投稿日時 2021-02-17 16:48:50 (938 ヒット)

■第25回研究会 開催要項
  日時:2021年3月17日(水)15:00-18:00
  場所:オンライン(Zoom)
  対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
  参加費:無料
  申込締切日:3月17日(水)14:00

  参加申込みはこちらから.

■研究会プログラム
  14:50                開場
  15:00-15:05     オープニング
  15:05-16:35     招待講演
            「さまざまな場に通じるUXライティングの考え方」
                冨永 敦子 氏(公立はこだて未来大学, メタ学習センター)
  16:35-16:45     休憩
  16:45-17:25     討議
            「UXが重視されるシステム開発を,開発文書にこだわって考えてみよう」
                 ASDoQ運営スタッフ
  17:25-17:50     活動紹介
             「ASDoQ文書品質モデルによる文書評価のためのRedPen活用の試行」
                 藤田 悠 氏(長野工業高等専門学校)
  17:50-18:00     クロージング

■講演詳細
【概要】
  2020年11月、『ビジネスマンのための新教養 UXライティング』を上梓しました。新型コロナウイルス感染対策のため、ほとんどのやりとりがオンラインになってしまったなか、この本の原稿を書いていました。書きながら、 こういう状況だからこそUXライティングの考え方が必要とされるのだとひしひしと感じていました。
  UXライティングは「ユーザーの気持ちに寄り添い、ユーザーのニーズを知り、そのニーズを満たす」ことを目的としています。この講演では、以下の3つのトピックについてお話したいと思います。
  ・UXライティングとテクニカルライティングの違い
  ・UXライティングの例
  ・大学における学習支援者の育成―UXライティングの観点から―
  興味を持っていただけると幸いです。

【プロフィール】
  公立はこだて未来大学教授。博士(人間科学)。
  コンピューター会社、フリーランスのテクニカルライター/ライティング講師、早稲田大学ライティングセンター助手、早稲田大学人間科学学術院助教を経て、2014年公立はこだて未来大学に着任。
  専門は教育工学、教育心理学。おもな研究テーマは、インストラクショナルデザインをベースにした授業設計とその効果検証。
  著書に『統計学がわかる』(技術評論社)、『「伝わる日本語」練習帳』(近代科学社)、『ビジネスマンのための新教養 UXライティング』(翔泳社)など。
http://www.tomi0730.com

 


投稿日時 2020-12-17 17:18:43 (1043 ヒット)

 システム開発文書品質研究会(ASDoQ)は、「誤読されないメールの書き方10箇条」を発行しました。

 

さらなる改善のためのご意見等は、随時ASDoQ窓口にて受け付けます。
個人や組織内では、自由にカスタマイズしてお使いください。
システム開発文書を含めた文書改善につながれば幸いです。
そのような活動を、ぜひASDoQ大会や研究会にてご発表ください。

 


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