ASDoQ大会2023にて、大会に参加する皆さんと気軽に意見交換できる場を設けました。開発文書の改善に関わる取り組みについて、参加している皆さんと議論を交わす機会としてご活用ください。参加者の投票により選ばれたポスターには、表彰を行います。ぜひ、ポスター発表にご応募ください。
日程 | 2023年10月27日(金) | 11:30 - 17:30 ポスター展示 エントランスホールにてポスターの展示をお願いします.展示のみで構いません.説明は不要です. |
17:30 - 19:00 ポスター発表 ポスター形式での取組発表をお願いします. |
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場所 | 名古屋大学 野依記念学術交流館(名古屋市千種区不老町) [住所] 名古屋市千種区不老町 東山キャンパス http://www.nagoya-u.ac.jp/access/index.html [会場] 野依記念学術交流館 http://www.engg.nagoya-u.ac.jp/access/campusmap.html |
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表彰 | 優秀なポスター発表を表彰し,副賞を授与いたします. |
藤田 悠(長野工業高等専門学校),内野将輝(ベリサーブ),後藤 祐紀(エプソンアヴァシス)
ASDoQサマーワークショップ2023にて,システム開発におけるChatGPTの活用について,議論した.その中で,我々は,Androidアプリ開発にChatGPTを活用する事例に取り組んだ.具体的な取り組みとして,アプリ作成の可能性の検証,プロトタイプからのカスタマイズを進める方法,ドキュメント作成を経るプロセスに沿った開発,を試みた.その結果として得られた知見を紹介する.
中西恒夫(福岡大学),山田智司(アドヴィックス),大串和弘(アドヴィックス),古一克也(アドヴィックス)
著者らはプロダクトライン開発を支援するフィーチャモデルとUSDMを扱うツールキット,nofytools を開発している。当該ツールキットはPythonで実装されており,マインドマップ描画ツール FreeMind編集 等で作成されたフィーチャモデル,ならびにExcelで記述された USDM を取り扱うことが可能である。ExcelによるUSDMの記述では,セルの書式設定に工数を要しがちだが,nofytools はUSDMを構文解析し,自動的に書式設定や種々の形式的な検査を行い,その工数を大幅に削減する。また,USDMから抽出された文書項目に対する,サードパーティツールによる機械的検査を可能にする。
文書品質モデル活用WG内 システム開発文書品質モデル改訂検討会
[川月現大(風工舎)、森龍二、伊藤収(ベリサーブ)、山田智司(アドヴィックス)村田珠美(三六六)、玉田恵子(キヤノンITソリューションズ)、塩谷敦子、山本雅基、藤田 悠、栗田太郎、粕渕清孝、小林直子(ASDoQ)]
システム開発文書品質モデル Ver1.1(以下、「品質モデル」と略す)の改訂に取り組んでいる。品質特性・品質副特性は全面的に見直し、一部新設した。測定項目も現場で使いやすいものになるよう改訂している。本活動の中で、システム開発文書における品質の本質についての基本的な議論に立ち返ることもあり、その議論から得た新たな洞察が品質モデルの改善につながっている。本活動の進捗状況および注目してほしい点について報告する。
山本雅基(名古屋大学)、井上祐寛(株式会社クレスコ)、安藤輝政、月森悠太(株式会社ヴィッツ)
システム開発において、要件定義の問題が開発工程と品質に重大な影響を及ぼすことは明らかです。本研究では、生成AIとしてChatGPTの活用を探求し、要件定義の質と精度の向上、プロセスの効率化を目指します。特に、プロジェクトの実装工程に影響を及ぼす要件定義の漏れを防ぐ手法に焦点を当て、その効果とシステム品質への積極的な貢献につながる生成AI活用方法に関する検討結果を発表します。
藤田 悠(長野工業高等専門学校)
ASDoQが公開しているシステム開発文書品質モデルを基にレポートライティングを対象にした教材を開発した. 定義されている特性,副特性,測定項目ごとに,レポートライティングの具体的な説明や演習問題を作成した. 作成した教材と測定項目レベルで対応関係を検討した結果,対応する教材が有るものと無いものがあった. その対応関係から,システム開発文書品質モデルとレポートライティングそれぞれの特徴を検討する.
粕渕 清孝(ASDoQ),ほか サマーワークショップ2023参加メンバー
今年のサマーワークショップでは,開発プロセスやシステム開発文書にChatGPTを取り入れるアイデアを,班ごとにChatGPTで実験しその効果や課題を一つずつ確認していきました.アイデアは,要求仕様書からUML図を作成,ゲームの自動プログラミング,テスターの支援,要求仕様書やテスト仕様書の漏れチェックなど多岐にわたり,実験から多くの気付きを得ることができました.これらサマーワークショップの活動と成果をダイジェストでお届けしたいと思います.
システム開発文書品質研究会(ASDoQ)
ASDoQは、2011年7月の誕生から12歳になりました。本ポスターでは、ASDoQの概要として、活動の目的、活動内容、研究会の特徴を紹介し、これまでの成果と最近の活動を報告します。最近の活動としては、過去1年間の大会やその他のイベントを振り返ります。そして引き続き、システム開発文書品質の向上に向けた情報共有や意見交換の場と、新しい取り組みの機会を提供していきます。
「システム開発の過程で作成する文書」(*1)に関する「取組み」(*2)
(*1)要求仕様書,設計書,プログラムコメント, テスト仕様書,テスト報告書,バグ管理帳票, 議事録,E-mailなど,あらゆる文書
(*2)書き方の工夫,標準化,帳票,文書体系,レビュー,教育, コミュニケーション,作成プロセス,自動化,など
次の4点をE-mailでポスター委員宛( secretariat@asdoq.jp )に送ってください.
・ポスタータイトル
・ポスター発表概要(200文字程度)
・著者名と各著者名の所属
・発表者連絡先(発表者名,発表者のメールアドレスと電話番号)
2023年10月10日(火)
応募の採否を申し込み1週間以内に通知いたします.
ポスター発表の費用は無料です.ただし,ASDoQ大会の参加申し込みをして参加費をお支払ください.参加申込みはこちらから.
発表当日に印刷の上ご持参ください.当日の11:30までにポスター掲示場所に掲示してください.ポスターを掲載する範囲は,A0サイズを上限とします.1枚でも複数枚で構成しても構いません.ポスターボードは,マジックテープで貼り付ける仕様です.マジックテープは,事務局で準備します.
運営側では電源を準備いたしません.ノートPCなどを使用する場合は,各自で電源を確保してください.
システム開発文書品質研究会 ASDoQ大会2023
ポスター担当 藤田 悠(ふじた ゆたか)
TEL:026-295-7079 E-mail: