定義の履歴
- システムに求められる機能・非機能要求を実現するために,ソフトウェア構造を具体化する際の制約条件.(2012.12.8 石田)
- 機能要求、非機能要求をソフトウェア設計に必要な要件に置き換えたもの。開発現場では上流工程でソフトウェアに対する要求として再定義されることが多いため、(特に下位の工程では)「機能要件(要求)+非機能要件(要求)」を意味することが多い。(2011.12.22 青田)|
*「ソフトウェア」と「システム」に置き換え(2012.9.30 塩谷)
用途(範囲・目的など)
- 主にアーキテクチャ設計工程の中の1作業として,設計要件の確認が行われる.
- 主にアーキテクチャ設計工程の中の1作業として,設計要件の定義が行われる.
#"確認"とすると,前工程で定義されたものを本工程で確認する.という意味あいに取れるので,"定義"に修正しました.
- アーキテクチャ設計書の中に設計要件という章もしくは節が設けられ,アーキテクチャ設計工程で具体化した設計要件が記載される.
- 設計要件は、要件定義書の中で、技術要件(実現方法,設計方式・設計手法,設計基準・設計標準など)として書かれる.
- 上位工程からの要求に当該工程で発生する追加要求を加味した上で、その工程での最終的なアウトプットを、作業開始の時点で明確に定義する。
以上を、「用途」を項目立てせず(2012.9.12部会ミーティングより)、定義内の<用途>とした(2012.9.30 塩谷)
用例
- アーキテクチャ設計の冒頭では、要求定義書の機能要求と非機能要求にしたがって,このソフトウェアの設計要件を定義する.
- このソフトウェアの設計要件は,対応メディアが異なる機種への展開のために,機種特有のパラメータ設定をユーザが操作できることである.
[ASDoQ_wg:00670]によって「用例」全体を定義ページから外し、NOTEに移動 (2012.9.30 塩谷)
対英語
design requirement,architecture requirement
- 永田さん,塩谷さんの投稿([ASDoQ_wg:00687] [ASDoQ_wg:00690])によって,対英語を定義ページから外し,NOTEに移動
(理由)
元の言葉が英語のものに対して,英語表記を確認することで議論の一助とする.という目的で調査した.しかし,実際には,英語の単語を並べただけで、表現としては不適切なものも見受けられるため.(201210.02 石田)