定義の履歴
システム開発文書を利用する関係者にとっての適合性.このときの適合性とは,システム開発文書の利用目的への適合の程度とする。つまり,システム開発文書が利用者に対して情報を提供する上で,その文書の良さを利用者の立場から評価した結果.
システム開発文書には,文字だけでなく記号や図形で書かれたものも含む.(「情報品質の研究」 関口 編,中央経済社の「情報品質」に関する記述を参考)(12.7.19 塩谷)
*システム開発文書に備わっている明示された又は暗黙の必要性を満たす能力に関する特性の全体(2012.9.12 部会ミーティング結果により差し替え 塩谷)
*システム開発文書における文書品質
ASDoQは、今後、システム開発文書の文書品質における特性を議論する。
現在、この特性の検討候補として、次を挙げている。
・必要十分性
・正確性
・無矛盾性
・非曖昧性
・簡潔性
・わかりやすい表現
・わかりやすい構造
(2012.9.18 部会ミーティング結果により差し替え 塩谷)
#以下を永田さん投稿[ASDoQ_wg:00633]を参考に追記
これらのシステム開発文書品質の特性は、システム開発文書の“目的”によって決められるものである。
また、システム開発文書の“目的”は、システム開発にとって最適なプロセスを設計する過程で、プロセスの定義と成果物(システム開発文書)の定義を行う際に導き出される。
(2012.9.21 塩谷)
用例
- 「システム開発文書品質」を議論するには,「システム開発文書」とは何かと,「文書品質」とはどのように決められるものなのかを,まずは明らかにしなければならない.(2012.9.13 新規記入 塩谷)
- [ASDoQ_wg:00670]によって「用例」全体を定義ページから外し、NOTEに移動 (2012.9.28 塩谷)
対英語
system development document quality
- 永田さん,塩谷さんの投稿([ASDoQ_wg:00687] [ASDoQ_wg:00690])によって,対英語を定義ページから外し,NOTEに移動
(理由)
元の言葉が英語のものに対して,英語表記を確認することで議論の一助とする.という目的で調査した.しかし,実際には,英語の単語を並べただけで、表現としては不適切なものも見受けられるため.(201210.02 石田)