定義の履歴
●(ソフトウェア)開発の各工程において生成される文書のこと。(11.11.01 青田)
*開発プロセスの各アクティビティの入出力となる文書のこと。(12.01.23 山本雅))
*システム開発の各工程の入出力となる文書(12.02.21 WWS結果)
#この用語を定義する時に,「工程」か「アクティビティ」のどちらを使うかを定める必要があると思います.と思いましたが,改めて「基本用語一覧」を見ると「工程」があるので,「アクティビティ」は使わずに「工程」を使うべきですね.(12.03.22 山本雅)
●あるプロセスの出力であり,次のプロセスの入力となりうる文書(12.03.02 部会ミーティング)
*システム開発において、あるプロセスの出力であり,次のプロセスの入力となりうる文書(12.03.27 塩谷:文頭追記)
*下図において,システム開発は,最終出力である成果物(開発対象のシステム)を得るまでに,入力→処理<プロセス>→出力を繰り返す.その際,各処理<プロセス>において入力と出力として取り扱う文書すべて.(12.07.19 塩谷:図の説明として追記)
#2012.9.12部会ミーティングおよび「システム開発」のNOTE永田さん意見を元に[システム開発文書の例]を追加(2012.9.13 塩谷)
- システム開発において,あるプロセスの出力であり,次のプロセスの入力となりうる文書.
- システム開発をするために,を企画・開発・管理・使用・保守するために読み書きする文書
- 下図において,システム開発は,最終出力である成果物(開発対象のシステム)を得るまでに,入力→処理<プロセス>→出力を繰り返す.その際,各処理<プロセス>において入力と出力として取り扱う文書すべて.
- 自工程で行った結果を後工程に明確に伝えることを目的とする。結果には、成果、次工程への要求を含む
- 自工程の作業時に,行うべき項目をリストアップして、それらの作業を行う際の思考過程をまとめ、それを明示するためのものでもある
#以上は、同じようなことを言い換えているだけなので、下記に集約する
*システム開発文書は、システム開発において、あるプロセスの出力であり、次のプロセスの入力となる(下図を参照)。
プロセスの出力には、たとえば、設計プロセスでの設計作業を行う際の方針や思考過程や根拠を記載したものを含む。
システム開発文書には、文字だけでなく記号や図形で書かれたものも含む。
(2012.9.18部会ミーティング結果により差し替え 塩谷)
*システム開発文書には,たとえば,設計プロセスでの設計作業を行う際の方針や思考過程や根拠を記載したものを含む。(2012.9.19 石田)
*ASDoQでは、システム開発文書として、文字だけでなく記号や図形で書かれたものも扱う。(2012.9.21 塩谷)
#次を削除
システム開発文書がとり得る範囲としては、企画・要求・設計・開発・テスト・管理・運用・保守
(∵「システム開発」の定義内で範囲をJIS X0170と示す)
(追加)システム開発文書は、システム開発を行う上での、関係者間(文書に対する書き手と読み手の間)におけるコミュニケーションの媒体のひとつである。
∵第8回部会ミーティング議事録からの反映とロードマップ部会での内容と連動させるために、最初の定義として追加(2012.9.26 塩谷)
(図を差し替え)石田さんと塩谷の意見[ASDoQ_wg:00682]により、システム開発文書に相当する入力出力のすべてに赤丸をつけた。また、赤丸の意味も図内に追加(2012.10.4 塩谷)
<目的>
・現プロセスで行った結果を後プロセスに明確に伝えることを目的とする.結果には,成果,後プロセスへの要求を含む.
・現プロセスの作業時に,行うべき項目をリストアップして,それらの作業を行う際の思考過程をまとめ,それを明示するためのものでもある.
問題点:文書媒体は保留事項(12.03.02 以上は部会ミーティング)
用例
- [ASDoQ_wg:00670]によって<用例>を削除 (2012.9.28 塩谷)
対英語
system development document
- 永田さん,塩谷さんの投稿([ASDoQ_wg:00687] [ASDoQ_wg:00690])によって,対英語を定義ページから外し,NOTEに移動
(理由)
元の言葉が英語のものに対して,英語表記を確認することで議論の一助とする.という目的で調査した.しかし,実際には,英語の単語を並べただけで、表現としては不適切なものも見受けられるため.(201210.02 石田)