ASDoQ大会2019講演

ASDoQ大会2019 > チュートリアル・講演

10:00 ~ 11:30【チュートリアル1】「テスト技術者の視点で文書をレビューする」

町田 欣史 氏 (NTTデータ)

【プロフィール】
株式会社NTTデータにて、ソフトウェアテストの研究開発、技術支援、教育に従事。著書に「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第4版シラバス2018対応」、「現場で使えるソフトウェアテスト Java編」(いずれも共著 翔泳社)など。JSTQB認定テスト技術者資格 技術委員、ソフトウェア品質シンポジウム 実行委員、テスト設計コンテスト東京予選・書類選考予選 審査委員長。

【概要】
本チュートリアルでは、昨年のASDoQ大会2018で最優秀賞、審査員特別賞をいただいた『「伝わる技術文書の書き方」の教育事例とその結果』の基になった研修の一部を行います。中でも、ソフトウェアテストの技法や観点を使って設計書を読み解き、設計書の「抜け」や「漏れ」を見つけるためのテクニックをご紹介します。それ以外にも、「伝わる技術文書」にするためのポイントを演習形式で学んでいただきます。実践的なレビューや文書作成のヒントを得られる場にしたいと考えています。

講演資料(PDF)(1月22日更新)

10:00 ~ 11:30【チュートリアル2】「ソフトウェア技術者のための自然言語処理技術」

乙武 北斗 氏(福岡大学)

【プロフィール】
2010年北海道大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了. 同年,福岡大学工学部助教着任,現在に至る. 博士(情報科学). 自然言語処理,教育工学などの研究に従事. 言語処理学会,情報処理学会,人工知能学会,日本知能情報ファジィ学会,電子情報通信学会各会員.

【概要】
本チュートリアルではソフトウェア技術者のための自然言語処理入門として,解析技術,言語リソースおよび文書分類に焦点を当て説明する. 世に出回っている解析ツール,および辞書などの言語リソースを中心に,利用ライセンスにも触れながら紹介を行う. また,解析技術は簡単な動作原理の説明とともに,各種ツールの利点・欠点や機能の差異についても述べる. ソフトウェア工学分野でも利用機会が多いと思われる文書分類の説明に際しては,その前処理である文のベクトル化手法も併せて紹介する.

講演資料(PDF)

13:00 ~ 13:15【オープニングセッション】ASDoQ大会2019の見所

栗田 太郎(プログラム委員長/ソニー)

13:20 ~ 14:20【基調講演】 「要求」の40年(1979~2019) 過去・現在・未来

山本修一郎 氏(名古屋大学)

【プロフィール】
1979年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了.同年日本電信電話公社入社.2002年(株)NTTデータ 技術開発本部 副本部長.2007年同社初代フェロー,システム科学研究所 所長.2009年名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室 教授.2016年同大学大学院情報科学研究科情報システム学専攻 教授
人工知能学会 知識流通ネットワーク研究会主査.プロジェクトマネジメント学会中部支部長.経産省デジタルトランスフォーメーション研究会委員.IPA SEC システム構築上流工程強化部会主査.ASDoQ アドバイザ.

【講演概要】
まず,講演者らによる要求研究の事例を紹介しながら,1980年代から現代に至る要求研究の発展段階とともに,ソフトウェア開発における文書化の歴史を振り返る.次いで,講演者らが取り組んでいる最近の要求研究について説明する.最後に,要求の観点から開発文書品質の未来を展望する.

講演資料(PDF)

14:25 ~ 14:55【ポスターライトニングトーク】文書品質ポスター発表の概要紹介

会場ロビーにて文書品質に関するポスターを掲示しています.ポスターの概要を3分程度で簡単に紹介いたします.

ポスター発表概要一覧

14:55 ~ 15:10【ASDoQ活動報告】ASDoQ活動報告

【講演概要】(講演概要準備中)

講演資料(PDF)

15:25 ~ 16:25【招待講演】 「プロダクトライン開発におけるNLP応用」

中西 恒夫 氏(福岡大学)

【プロフィール】
福岡大学工学部電子情報工学科教授。組込みシステム,オートモティブシステムを対象としたシステムズ/ソフトウェア工学の研究,特にプロダクトラインソフトウェア工学の研究に従事。

【講演概要】
プロダクトライン開発の導入では,製品間の共通性/可変性を調査,記述し,また可変性からの追跡可能性が保証された製品間共有資産(いわゆるコア資産)を構築していかなければならない。しかし,既存資産,特に自然言語記述された要求や仕様を読み解き,共通性/可変性を調査する作業は負担が大きく,かねてより自然言語処理技術(NLP)の適用が試みられてきた。本講演では,プロダクトライン開発におけるNLP応用事例を紹介,俯瞰する。

講演資料(PDF)10月25日更新

16:30 ~ 17:30【特別講演】 「セーフティクリティカルな機械学習システムの開発における課題と業界動向」

桑島 洋​ 氏(株式会社デンソー​)

【プロフィール】
2008年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了。同年マイクロソフト ディベロップメント(株)入社。2009年(株)デンソー入社。2013~15年スタンフォード大学 客員研究員。現在、技術企画部ソフトウェア先行開発室にて、AI品質基盤の研究開発に従事。​
日本ソフトウェア科学会 機械学習工学研究会(MLSE) 発起人、産総研 AI品質マネジメント検討委員会(AIQM) 委員、JST未来社会創造事業 高信頼な機械学習応用システムによる価値創造(QAML) メンバー。​

中江 俊博​​ 氏(株式会社デンソー​)

【プロフィール】
1999年大阪大学工学部情報システム工学科卒。同年NTTコムウェア(株)入社。2017年(株)デンソー入社。技術企画部ソフトウェア先行開発室にて、AI品質基盤の研究開発に従事。
​ JST未来社会創造事業 高信頼な機械学習応用システムによる価値創造(QAML)メンバー、AI プロダクト品質保証コンソーシアム(QA4AI)メンバー、IJCAI-19ワークショップAISafety2019プログラム委員。​​

【講演概要】
近年の深層学習などの機械学習技術の著しい発展に伴い、様々なシステムで機械学習モデルが利用されています。演繹的にロジックを書き下す従来のシステムと異なり、大量のデータから帰納的にロジックが構築される機械学習モデルを搭載したセーフティークリティカルなシステム(自動運転など)の開発において、従来の開発プロセスでは対応できない様々な課題に直面しており、要求仕様や品質評価などについて新しい枠組みや技術が必要になっています。本セッションでは、セーフティクリティカルな機械学習モデル搭載システムの開発における課題と業界動向を紹介します。

講演資料(PDF)

17:45 ~ 19:20【ポスター発表】

文書品質に関するポスター発表

19:20 ~ 19:30【クロージング】

山本雅基(実行委員長/名古屋大学)

 


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