ASDoQ大会2024にて、大会に参加する皆さんと気軽に意見交換できる場を設けました。開発文書の改善に関わる取り組みについて、参加している皆さんと議論を交わす機会としてご活用ください。参加者の投票により選ばれたポスターには、表彰を行います。ぜひ、ポスター発表にご応募ください。
日程 | 2024年11月1日(金) | 11:30 - 17:30 ポスター展示 ポスター掲示場所にてポスターの掲示をお願いします.展示のみで構いません.説明は不要です. |
17:00 - 17:30 ポスター発表ライトニングトーク 3分程度のプレゼンテーションをお願いします.発表時間は発表人数で調整します. |
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17:45 - 19:00 ポスター発表 ポスター形式での取組発表をお願いします. |
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場所 | 名古屋大学 野依記念学術交流館(名古屋市千種区不老町) [住所] 名古屋市千種区不老町 東山キャンパス http://www.nagoya-u.ac.jp/access/index.html [会場] 野依記念学術交流館 http://www.engg.nagoya-u.ac.jp/access/campusmap.html |
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表彰 | 優秀なポスター発表を表彰し,副賞を授与いたします. |
佐々木一仁(インフォコム株式会社),小林 義充(エプソンアヴァシス株式会社),鈴木 啓介(アクセンチュア株式会社),内野将輝(株式会社ベリサーブ),塩谷敦子(合同会社イオタクラフト)
ASDoQサマーワークショップ2024において、2Gでは、システム開発文書品質モデル(以降:品質モデル)をChatGPT 4oに事前学習させ、任意の開発文書をレビューさせた結果について、品質モデルの特性を考慮した観点でレビュー結果を出力するよう、事前学習用のINPUTやプロンプトの書き方について検証しました。その検証過程と検証結果について発表します。
システム開発文書品質モデル改訂検討会 & ASDoQ
2024年4月に、システム開発文書品質モデルをV1.1からV2.0aに改訂しました。品質特性の見直しや測定項目の整理を行い、実践的な活 用を目指して具体例や違反例の項目を追加しています。本ポスターでは、改訂の背景や主要な変更点、V2.0aの特徴を紹介します。今 後は、文書品質モデルの改善を継続し、さらに有効活用の方法を試行し提案する取り組みを行う予定です。
山路厚(株式会社デンソークリエイト)
生成AIの活用には、「問いを立てる力」や「仮説を立て・検証する力」が必要であり、これらのスキルは実務経験を通して培われる。しかし、実務経験を積む機会は生成AIに奪われてしまうと考えている。この課題に対し、ドキュメンテーションを活かすことが1つの有効な解決手段となり得ると考え、その方法論や思考法を明らかにし、社内共有に取り組んでいる。そこで、本発表では、生成AI時代にこそ、ドキュメンテーションを活かすことが大切になることを紹介する。
藤田 悠(長野工業高等専門学校)
システム開発文書品質モデルで定義されている測定項目に対応する問題点を含んだ例文を作成し,その例文を入力して生成AIのChatGPTに問題点の指摘と修正案の検討をさせた.その結果として,多くの測定項目で想定している指摘と修正案が提示されたが,いくつか課題が明らかになった.本発表では,問題点を含む例文に対する,ChatGPTの指摘と修正案を紹介し,その取り組みの中で明らかになったモデルの疑問点を示す.
高島 敬 (アドブレクス)
文書品質モデルの "整合性 - 無矛盾性" に着目し、独自のGPTsで要求仕様書の矛盾点の検出・評価・改善を試みた。ワークフローとInstructionの設計について一定の方向性を示したが、検出の網羅性と評価の妥当性に課題が残った。本発表では、取り組みを通して見えてきた "LLM-Assisted Document Evaluation (仮称)" という新たなコンセプトの模索と、その実装アプローチを紹介する。
システム開発文書品質研究会(ASDoQ)
システム開発文書品質研究会(ASDoQ)は、システム・ソフトウェア開発における文書品質の定義と改善方法を研究し、提案する団体 です。最近一年間の活動では、生成AIを活用した文書品質向上の可能性を探求し、各種ワークショップや研究会を通じて、会員間での 知見共有を促進しました。文書品質モデルVer.2.0aの発行など、多様な活動を展開し、文書品質の向上を目指しています。
「システム開発の過程で作成する文書」(*1)に関する「取組み」(*2)
(*1)要求仕様書,設計書,プログラムコメント, テスト仕様書,テスト報告書,バグ管理帳票, 議事録,E-mailなど,あらゆる文書
(*2)書き方の工夫,標準化,帳票,文書体系,レビュー,教育, コミュニケーション,作成プロセス,自動化,など
次の4点をE-mailでポスター委員宛( secretariat@asdoq.jp )に送ってください.
・ポスタータイトル
・ポスター発表概要(200文字程度)
・著者名と各著者名の所属
・発表者連絡先(発表者名,発表者のメールアドレスと電話番号)
2024年10月15日(火)
応募の採否を申し込み1週間以内に通知いたします.
ポスター発表の費用は無料です.ただし,ASDoQ大会の参加申し込みをして参加費をお支払ください.参加申込みはこちらから.
発表当日に印刷の上ご持参ください.当日の11:30までにポスター掲示場所に掲示してください.ポスターを掲載する範囲は,A0サイズを上限とします.1枚でも複数枚で構成しても構いません.ポスターボードは,マジックテープで貼り付ける仕様です.ポスターボードとマジックテープは,事務局で準備します.
大会前日までに,ポスターファイルを事務局まで提出ください.PDF形式にてお願いします.これは,大会ページにて掲載させていただくためです.参考までに,こちらにて,昨年度のポスター発表におけるファイル掲載の様子を確認できます.
大会前日までに,ライトニングトークのスライドファイルを事務局まで提出ください.これは,第2部17:00 - 17:30のポスター発表 ライトニングトークの時間に,壇上に設置したPCで順次発表していただくためです.PDFまたはPowerPoint形式にてお願いします.1件あたり3分程度を想定していますが,発表時間は発表人数で調整します.
運営側では電源を準備いたしません.ノートPCなどを使用する場合は,各自で電源を確保してください.
システム開発文書品質研究会 ASDoQ大会2024
ポスター担当 藤田 悠(ふじた ゆたか)
TEL:026-295-7079 E-mail: