システム開発文書品質研究会 (ASDoQ)
第24回研究会【2020/9/18(金):オンライン】開催のご案内
日時:2020年9月18日(金)15:00 - 18:00
場所:オンライン(ZOOM)
出席の申し込み者には,前日までにZoomミーティングのURLをお送りします.
対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
参加費:無料
出欠登録締切:9月16日(水)
◆研究会 プログラム
1.オープニング 15:00-15:05
2.事例発表&討議 15:10-16:10
-ASDoQ大会2019ポスター発表より-
「開発文書レビュー支援ツール」による仕様書・設計書起因問題の撲滅(成果報告)
金子 隆(富士通株式会社)
【概要】
当社のあるプロジェクトの流出問題は、設計書起因の問題が72%を占め、その67%が表現に係わる問題(※曖昧、関係、一貫)であった。この設計書表現に着目、バグ作り込みに繋がる一文を抽出するツールを開発。抽出結果をレビューの確認観点とすることで、設計書起因の問題を防止した。本取組みについて、正しい日本語と問題に繋がる表現の違い、抽出論理の解説、膨大な開発文書への対応、開発プロセスへの組込み等を交え紹介します。
※ASDoQ システム開発文書品質モデルVer.1.0aで分類
【プロフィール】
富士通株式会社 プラットフォーム品質本部
ソフトウェア開発業務として日本電信電話公社TS階梯交換機、NTTドコモMLS交換機(ムーバ)、交換機シミュレータ等の開発業務を経て品質保証業務に従事。システム開発業務の経験、品質保証業務の経験から設計品質向上に向けた開発文書レビュー支援ツールを開発。
【概要】
コロナ禍において、オンラインでの情報伝達の機会が、これまで以上に増えています。
たとえば、口頭で済ませてきた仕事のやり取りも、顔を合わせずに読み書きだけで仕事を進めなければならない状況が増えているのではないでしょうか。そんな中で、ASDoQでは最近、開発文書に限らない基礎的な文章表現や読み取りのスキルに関する話題も出ていました。
そこで、今回の研究会では、身近な情報伝達手段としてのメールを例に、「読み誤られないメールの書き方」を考えてみましょう。ASDoQ会員の有志による「読み誤られないメールの書き方10箇条」(案)をたたき台として、グループに分かれ討議します。グループ討議では、メールをきっかけに、手軽なメッセージ形式での情報伝達の注意点を話題にしていただくことも歓迎します。身近な情報伝達をあらためて見直してみませんか。