今年のサマーワークショップは,システム開発文書品質モデルの「完全性」に取り組みます.ワークショップの開催場所は,京都御所の東側,鴨川の岸辺に位置しています.昼間のワークの後,鴨川の岸辺の散策や,川床のお店で文書品質に係わるフリートークなどの夜のプログラムの計画もあります.
熱い夏の日常から少し離れて,ひと時,開発文書の品質について活動してみませんか.
会員,非会員を問わず,また開発に携わる方に限らず,さまざまな立場や経験をお持ちの参加者を歓迎します.
◆目的
本ワークショップでは,システム開発文書品質モデルの「完全性」を,記述内容と表現方法の両面から考えます.つまり,システム開発文書に求められる記述内容にはどのようなものがあるか検討し,それぞれに適した表現方法を考えてみます.例えば,時間・タイミング,状態遷移などといった記述内容について,既存の表現方法や,標準的な表現手段などを整理します.現状の記述方法の利点や欠点等を踏まえて,品質の高い文書にする方法を考えてみたいと思います.
◆開催要項
○日時:2018年7月20日(金)13:00 - 21日(土)15:00
○場所:KKR京都 くに荘(京都市上京区河原町通荒神口上る東入東桜町27-3)
http://www.kuniso.com/
○参加費:15,000円程度(宿泊費、一日目夕食、二日目朝食・昼食込み)
○参加者数:宿泊人数最大16名.先着順.
○締め切り日:7月9日(月)
◆スケジュール(仮)
※より良いワークショップにするために,取組内容やスケジュールを変更することがあります.
○7月20日(金)
13:00 現地集合
13:00 - 13:30 オープニング
13:30 - 17:30 ・システム開発文書品質モデルの確認
・討議 システム開発文書に求められる記述とは
・討議 システム開発文書特有の記述のための手段
18:00 - 20:00 夕食
20:00 - 夜のプログラム(場所を変えてのトーク・散策など)
○7月21日(土)
8:00 - 9:00 朝食
9:00 - 12:00 討議 システム開発文書品質を高める方法
12:30 - 13:30 昼食
14:00 - 15:00 討議 まとめ
15:00 解散
◆アウトプット
ワークショップでは,以下をアウトプットとして考えています.
・システム開発文書の「完全性」を満たすための記述内容
・「完全性」を満たす内容を示すための記述方法
・「完全性」を満たす内容を示すための記述方法の品質を高めるには
◆問い合わせ
システム開発文書品質研究会 事務局 secretariat@asdoq.jp