ポスター発表

第2部 ポスター発表

ASDoQ大会2015ポスター発表募集

2015年10月23日(金)に開催するASDoQ大会2015にて、大会に参加する皆さんと気軽に意見交換できる場を設けました(飲み物と軽食付き)。ぜひ、ポスター発表にご応募ください。

ポスター発表実施要綱

日程 2015年 10月 23 日(金)  17:10 - 17:20 1分間概要説明
17:30 - 19:00 ポスター発表
場所 名古屋大学 ES会議室,エントランス(名古屋市千種区不老町)
[住所] 名古屋市千種区不老町 東山キャンパス
http://www.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
[会場] 工学研究科中央棟(ES総合館)1階
http://www.engg.nagoya-u.ac.jp/access/campusmap.html

ポスター発表一覧

[P-1]文書品質を用いて学生のIT実践力を育成する

山本雅基(名古屋大学)

名古屋大学では,OJL(On the Job Learning)手法で,修士学生のIT実践力を育 成している.学生は,開発プロセスに従いシステムを開発する.OJLの参加学生 は,週例ミーティングで週報や要求仕様書や設計書などの指導を,PM役の教員か ら受ける.今までの経験から,多くの学生の開発文書を記述する能力が低いこと が分かってきた.そこで,今年度から,文書品質を用いた指導を試行する.ポス ターでは,現状と指導計画を説明する.

[P-2]word2vecを用いたシステム文章の語彙的結束性に対する評価の可能性

長濱一真、大賀賢志、岡田拓也、竹内和広(大阪電気通信大学)

文書の品質評価には、文のつながりの自然さを示す語彙的結束性が一つの評価要因となる。それに対して、近年、Mikolovらが提案したword2vecが文章中の語を計算機処理する上で用いられるようになってきている。 本発表では、各種システムのマニュアル類をシステム開発の専門文書と見立ててデータとし、一般的な文章の語彙的結束性を処理する上での資料として使われてきたシソーラスの語彙関係知識とword2vecの出力特性との違いを検討する。このことにより、word2vecが計算機を援用したソフトウェア開発文書の品質評価に果たしうる可能性について検討する。

[P-3]ツールと人手レビューによる開発文書の品質可視化の試み

小林 直子(エプソンアヴァシス株式会社)藤田 悠 (長野工業高等専門学校)

当社(以下、エプソンアヴァシス)では、これまで「あいまい表現」に着目した診断ツールによる文書品質の可視化とライティング教育の実施により、開発文書の品質改善に取り組んできた。5月には、システム開発文書品質研究会(ASDoQ)から「システム開発文書品質モデル」が提案され、開発文書に求められる品質が定義されつつある。その動向を踏まえ、当社と長野工業高等専門学校は、効率的に開発文書の品質を可視化するための手法開発に共同で取り組んでいる。発表では、診断ツールと人手レビューによる開発文書の品質可視化の実際を紹介する。

[P-4]システム開発文書品質モデルの技術者教育への適用

塩谷 敦子(合同会社イオタクラフト)

当社は、開発現場に即した技術者教育として、研修受講者に対し開発文書の重要性を意識づけ、  開発文書作成の実践力を養う教育を行っている。受講者が、自らのドキュメンテーションスキルを  分析し管理して、実業務の中で継続的にスキル向上に取り組むための研修体系を紹介する。  スキル管理にはシステム開発文書品質モデルを適用し、受講者が自身の弱点や強化すべき点を  品質特性によって把握する試みを行う。

[P-5]高専学生を対象にしたプログラムを用いた文書作成教育の試み

藤田 悠(長野工業高等専門学校),山本樹(尚美学園大学)

システム開発に携わる技術者にとって,実装におけるプログラミング力だけでなく,要求定義や設計における文書作成力が必要である.プログラミングを学ぶ学生に,文書作成力が必要である気づきを与えるために,設計書を作成させ,その設計書をもとにプログラミングする教育を3年間実践してきた.明らかになった課題に対して改善を繰り返して実践した結果を紹介する.

[P-6]機械学習による設計レビュー支援の実証的研究

粕渕 清孝(SCREEN ホールディングス)森崎 修司(名古屋大学)

適切なレビューシナリオはソフトウェア設計レビューによる品質向上に寄与するという先行研究がある。レビューシナリオ作成を機械学習で支援する試みの手順と効果についてICSME2015で発表した内容を抜粋して紹介する。

ポスター発表募集要項

募集テーマ

「システム開発の過程で作成する文書」(*1)に関する「取組み」(*2)
(*1)要求仕様書,設計書,プログラムコメント,
テスト仕様書,テスト報告書,バグ管理帳票,
議事録,E-mailなど,あらゆる文書
(*2)書き方の工夫,標準化,帳票,文書体系,レビュー,教育,
コミュニケーション,作成プロセス,自動化,など

申込方法

次の4点をE-mailでポスター委員宛( secretariat@asdoq.jp )に送ってください.
・ポスタータイトル
・ポスター発表概要(200文字程度)
・著者名と各著者名の所属
・発表者連絡先(発表者名,発表者のメールアドレスと電話番号)

申込締切

2015年9月25日(金)10月9日(金) 

採否

応募の採否を申し込み1週間以内に通知いたします.

参加費

ポスター発表の費用は無料です.ただし,ASDoQ大会参加費をお支払ください.

ポスター発表実施要項

ショットガン・スライドの提出

ショットガンとは,聴講者が目的のポスターを効率よく回れるよう,ポスター発表に先立って行われる短時間の概要紹介セッションです.「事務局で用意するPC」を使い「スライド1枚」を投影し,概要を「1分間」で「順次説明」して頂きます.そのために,大会1週間前までに,「PowerPointまたはPDF形式」にて「1枚」の資料を提出してください.書式は自由です.ポスター原稿そのものでも構いません. ポスター委員宛(secretariat@asdoq.jp)にメール添付にて提出してください.

ポスター準備

発表当日に印刷の上ご持参ください.当日の11:30まで(遅くとも15時まで)にポスター掲示場所に掲示してください.ポスターのサイズは,A0サイズを上限としてください.ポスターボードは,マジックテープで貼り付ける仕様です.マジックテープは,事務局で準備します.

ポスター発表

より多くの参加者の皆様に歓談の場を提供する趣旨にて,ポスター発表(17:30 - 19:00)の場に,飲み物と軽食を用意します.

備品

要望に応じて小机をポスター前に準備いたします.必要な場合は,大会当日までに事務局までご連絡ください.運営側では電源を準備いたしません.ノートPCなどを使用する場合は,各自で電源を確保してください.

お問い合わせ先

システム開発文書品質研究会 ASDoQ大会2015
ポスター委員 藤田 悠(ふじた ゆたか)
TEL:026-295-7079 E-mail:


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