ASDoQ大会2013 チュートリアルの紹介

第1部 チュートリアル

10:00 ~ 11:20 チュートリアル1 「機能安全準拠開発に必要な文書技術 -実践編」
森川 聡久(ASDoQ,ヴィッツ)

【プロフィール】入社以来,デジタル情報家電のソフトウェア開発と,車載向けソフトウェアプラットフォームの開発に従事.2006年より機能安全対応を率い,2010年4月に日本初のIEC 61508 SIL3プロセス認証取得に成功する.この経験を活かして,現在社外向けに機能安全対応の支援を実施している.その傍らで,ASDoQ運営委員,SWEST実行委員を務める.

【概要】機能安全準拠開発に必要となる文書記述レベルやトレーサビリティ管理について、弊社のIEC61508/ISO26262プロセス認証取得経験を踏まえて解説します。 途中、演習に取り組んでいただくことで、理解度を高めていただきたいと思います。

配付資料(PDF)


10:00 ~ 11:20 チュートリアル2 「文書で進めるプロジェクト推進と人材育成」
山本雅基(ASDoQ,名古屋大学)

【プロフィール】1958年生まれ.1981年日本電装(現在のデンソー)入社.2004年名古屋大学.現在,名古屋大学大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター ディレクタ/特任教授.博士(情報科学).ASDoQ代表幹事.

【概要】企業の開発現場には,様々なソフトウェア開発プロセスが導入されています.しかし,品質の説明責任が達成された反面,生産性や製品品質や開発現場のモチベーションなどが低下したという指摘があります.
本チュートリアルでは,我が国の製造業に根付いたデミング流のプロセス管理からソフトウェア開発プロセスを見直し,開発文書(要求仕様書,設計書,議事録など)の重要性を指摘します.そして,開発文書を用いて,生産性や製品品質や開発現場のモチベーションを高める仕事をし,同時に人材を育成する具体的な方法を示します.
 1.ソフトウェア開発プロセス
 2.東洋の奇跡から学ぶ
 3.ソフトウェア開発プロセス再考
 4.開発文書から開発プロセスを立て直す
 5.実開発文書を用いた仕事即育成
 6.おわりに

配付資料(PDF)


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