塩谷 敦子(ASDoQ/イオタクラフト) 【プロフィール】 |
【概要】
私たちは,日々仕事をする中で多くの文書に囲まれています.システム開発業務では,仕様書や設計書だけでなく,報告書や依頼文,議事録やe-mailなどの文書も頻繁に読み書きします.さらに最近では,リモートワークだからこその記述のやり取りや文書化が増えた方も,多くいらっしゃることでしょう. そこで,文書化をとらえ直し、仕事の効率と品質を上げるために,書くことを仕事の手段としてうまく利用しませんか.本チュートリアルでは,文書と仕事をリンクさせて,文書と仕事の両方の品質を上げる手がかりを得ていただきたいと思います.
[ミニ演習]文書の改善を予定しています.
※本チュートリアルでは,開発文書に限らず仕事で使用する文書を書く機会のある方が対象です.
栗田 太郎(プログラム委員長/ソニー) |
石川 冬樹氏(国立情報学研究所)
【プロフィール】 |
【概要】
近年ではAIシステムや自動運転システムなどオープンな実世界を扱うシステムの開発・活用が盛んに追求されている。オープンな実世界を扱う場合、ファジーで無数に存在する実世界の概念を開発文書においてとらえ、仕様や品質に関する議論を行う必要がある。一方で機械学習技術によるAIシステム開発では、文書として厳密に仕様を書き出せない機能であっても、データを基にして実現できる。本講演ではAIシステムや自動運転システムに対し行われている取り組みに触れつつ、開発文書における新たな課題やアプローチについて論じる。
染谷 美有紀氏(医学書院)
【プロフィール】 |
【概要】
医療関係の情報を扱う出版物の誤りは、人の命を左右する重大な結果をも招きかねません。
最新かつ正確な情報であるか、一読して理解できる文章であるか等を確認しながら、見やすさを意識したレイアウトを考え、読みやすさも高めていきます。
細部にわたってどのように質を高めていくのか、看護書の編集・制作のプロセスを紹介しながらお話したいと思います。