参加申し込み

[終] ASDoQ 第33回研究会
研究会
登録日時 2023-12-14 20:01 (1419 ヒット)

システム開発文書品質研究会 (ASDoQ)
 第33回研究会【2024/3/22(金):ハイブリッド】開催のご案内

今回の研究会では、開発文書に関連する生成AIの最新動向の情報をご提供し、その影響について議論します。また、ASDoQが継続的に行っている文書品質向上のための活動を報告します。

ASDoQ大会2023で最優秀賞を受賞したポスター発表(「生成AIを活用した、要件定義漏れの予防と品質の向上」)に焦点を当て、その内容とその後の活動について詳しくご講演いただきます。
さらに話題を発展させて、生成AIが開発文書品質に与える影響に関してパネルディスカッションを行います。
また、システム開発文書品質モデルの改訂活動の報告を行います。

ハイブリッド形式で行いますので、ご都合のよい参加方法でご参加ください.

日時:2024年3月22日(金)15:00 - 18:00
場所:ハイブリッド
   (1)現地:ソニーシティー大崎 会議室 https://www.sony.co.jp/corporate/map/
       (JR大崎駅南改札口 新西口より徒歩2分)
     【地図】https://maps.app.goo.gl/bZFcze6Bi6P4qQYE6
   (2)オンライン(ZOOM)
    「ASDoQ第33回研究会受付確認メール 」にて通知したミーティングのURLに接続してください.
対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
参加費:無料
出欠登録締切:3月14日(木)

◆研究会 プログラム
1.オープニング 15:00-15:05

2.講演~ASDoQ大会2023ポスター発表から~ 15:05-16:05
 「生成AIがもたらすシステム構築の新たな可能性」
  井上 祐寛(株式会社クレスコ)

 【概要】
 生成AIは、業務効率化などのビジネスへの影響と同様に、システム構築にも大きな影響を与えています。
ポスター発表では、要件定義における抜けや漏れを検出するために、大規模言語モデルを活用する試みが行われました。これは、人間の成果物に対する不備を防ぐための取り組みでしたが、最近では、成果物そのものを生成AIで作成する動きも出てきています。
生成AIの活用は、システム構築のあらゆる工程に影響を及ぼし、従来の仕事の形を大きく変える可能性があり脅威であると同時に大きなチャンスでもあります。
本講演では、ポスター発表の成果と、システム開発における生成AIの活用状況と展望について述べます。

 【プロフィール】
 株式会社クレスコ入社後、銀行向けシステムなど数多の開発にリードエンジニアとして従事。後に自社ソリューションとなる統合認証システムの基礎を独力で開発するなど、アイデアと技術でクレスコを牽引する。技術研究所での機械学習研究を経て、人工知能を強みとする部門に異動。現在はテクニカルエバンジェリストとして企業が持つ業務課題へのAI適用に関するコンサルティング、機械学習に関する技術支援及び、金沢工業大学 客員准教授、執筆、講師など社外でも精力的に活動中。著書「Pythonで学ぶ『AI・数学・アルゴリズム」(2023年6月、日経BP)、「自分で作る深層学習フレームワーク」(日経ソフトウェア2022年7月号〜2023年7月(連載)、日経BP)など。

 【配布資料】
 配布資料

3.パネルディスカッション 16:20-17:20
 「生成AIが開発プロセスに与える影響と文書品質の重要性」
  井上 祐寛・粕渕 清孝・ChatGPT

 【概要】
 生成AIの進化がソフトウェア開発プロセスに与える影響と、その影響が文書品質にもたらす変化について、今後の展望を探るパネルディスカッションを行います。AIの台頭により、ソフトウェア開発プロセスは自動化の方向へ向かうと予測されます。この自動化により、開発文書の作成やコード生成など、従来は人の手によって行われていた作業がAIによって代替される可能性が高まります。
こうした状況下で、人が果たすべき役割や、AIからより良い生成物を得るために必要な指示文書や入力文書の品質とは何かを考察します。


4.報告 17:20-17:50
 「システム開発文書品質モデル改訂活動の報告 ―Ver.2.0の発表」
  塩谷 敦子

 【概要】
 システム開発文書品質モデル Ver.2.0をリリースします。新設した品質特性や副特性を紹介し、Ver.1.1からの変更点を解説します。

 【配布資料】
 配布資料

5.クロージング 17:50-18:00

◆現地懇親会
 参加費:5000~6000円

◆研究会の出席確認
  研究会への出欠(出席/欠席)を以下のフォームからご連絡ください.

[終] ASDoQサマーワークショップ2023
研究会
登録日時 2023-6-9 9:47 (1912 ヒット)

2019年以来,4年ぶりとなるASDoQサマーワークショップ2023を夏の京都で開催いたします.
久しぶりに夏の京都で,文書品質と今話題のChatGPTについて,深く討議してみませんか.皆さんのご参加をお待ちしております.

宿泊予約の都合上,宿泊定員は16名,先着順とさせていただきますので,早めのお申し込みをご検討くださいませ.ASDoQ会員に加えて,入会を検討している方もご参加いただけます.
申込みの〆切は8月10日です.

◆開催要項
「システム開発文書とChatGPTが奏でる夏物語」
○日時:2023年9月1日(金)13:00 - 2日(土)15:00

○場所:KKR京都 くに荘
    (京都市上京区河原町通荒神口上る東入東桜町27-3)
    http://www.kuniso.com/

○参加費(税込み):
  1泊2日  ¥18,000
  日帰り   ¥11,000
  2日目のみ参加(昼食付き)  ¥3,000

○目指すゴール
(1)生成AIを活用したシステム開発プロセスの提案
  後述【注記1】に示す3種類の開発プロセスにおいて、生成AIを効果的に
  使用する方法を考え、どのアクティビティ(要求定義、設計など)で何を目的に
  生成AIを使うかを提案する。
(2)システム開発文書に利するプロンプトの提案
  プロセス、アクティビティの別に、上記の目的を達成する生成AIの
  プロンプト(指示文)を提案する。

○プログラム
9月1日(金)
  13:00 会議室集合
   自己紹介。既に有効性が分っているプロンプトの学習。
   3-4名を1組とするチームを作る。
  14:00 チーム毎に活動
   ・ゴール(1)のために【注記1】に示す3種類の開発プロセスで、
    生成AIの使い方を議論する。
   ・ゴール(2)のために、プロンプトを検討したいアクティビティを
    上位5つ程度選ぶ。
   ・プロンプトを具体的に検討するために、仮の開発対象を決める。
  15:00 全員集合
   チーム発表。全員で共有
  16:00 チーム毎に活動
   第1回目のプロンプト検討
    最初の45分で各自が個別にChatGPTと対話してプロンプトを検討。
    次の45分でチーム討議をして効果的なプロンプトを整理。
  17:30 全員集合
   第1日目のまとめ
  18:00 夕食・交流会

9月2日(土)
 8:00 朝食
 9:00 チーム毎に活動
   第2回目のプロンプト検討
    最初の30分:個人で活動、続く45分:チームで議論
 10:15 チーム毎に活動
   第3回目のプロンプト検討
 11:30 全員集合
   チーム発表。全員で共有
 12:00 昼食
 13:00 全員集合
   ゴール(1)(2)を作成
 15:00 解散

○【注記1】以下の3種類の開発プロセスを対象に検討する。
 (a)伝統的なV字モデル
  車載システムなどの開発では、高品質な開発が絶対条件。
  V字モデルへの生成AIの適用は、多くの企業で関心事。
 (b)アジャイル開発プロセス
  Web系では、開発中に要求や設計を柔軟に変更している。
  アジャイル開発への生成AI適用は、大変に興味深い。
 (c)ノーコード開発を行う場合の開発プロセス
  将来は生成AIを使うノーコード開発が盛んになるはず。
  しかし、ノーコード開発は、何らかの開発プロセスに準じているの
  だろうか。野放図では、品質や保守性などに問題が生じるはず。
  生成AIを用いたノーコード開発のプロセスを提案する。

○参加条件
 (1) GoogleDriveへのアクセスが可能なノートPC持参
  共同作業をGoogleDrive上で行います。
 (2) OpenAIのアカウントを持っていること
  GPT3.5を使う無料ライセンスで十分。
  加えてMS BingやGoogle Bardを使えるならばなお良い。

○定員/参加申し込み:
   宿泊人数16名.先着順.

○締切:8月10日(木)

○備考
・宿に無線LANはありますが、速度が遅い可能性があります。
 モバイルルータをお持ちの方はご持参ください。
・ OpenAIのFunction Callなどを用いた開発経験をお持ちの方が複数いる
 場合は、参加者と相談して可能ならば以下のゴールを追加する。
 (3)OpenAIのFunction Callなどを用いた開発文書系アプリの仕様作成と
   プログラム試作

◆問い合わせ
システム開発文書品質研究会 事務局 secretariat@asdoq.jp

[終] ASDoQ第32回研究会・2023年度総会
研究会
登録日時 2023-4-10 19:31 (1937 ヒット)

ASDoQ第32回研究会・2023年度総会をオンラインにて実施します.

2023年度総会をオンラインで実施した後, 第32回研究会ではご講演いただきます.

【要項】
 日時:2023年6月6日(火)16:00-18:00
    引き続いてオンライン交流会 (18:15-19:15)
    (15:45から入室可能です.)
 場所:オンライン.Zoomで実施.
    https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
 対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
 費用:無料
 出欠・承認締切:5月31日(水)

【プログラム】
1.2023年度定期総会 (16:00 - 16:30)
  (1)2022年度事業報告・決算報告
  (2)2023年度事業計画・収支計画
  (3)役員改選
  (4)その他
2. 第32回研究会 (16:30-18:00)
  「ChatGPTを用いた文書品質の向上は可能か」
   山本雅基(名古屋大学/ASDoQ幹事)、粕渕清孝(SCREENアドバンストシステムソリューションズ/ASDoQ運営委員)
3.オンライン交流会 (18:15-19:15)
  自由な交流にご活用ください.流れ解散.

【講演内容】
  「ChatGPTを用いた文書品質の向上は可能か」
   山本雅基(名古屋大学/ASDoQ幹事)、粕渕清孝(SCREENアドバンストシステムソリューションズ/ASDoQ運営委員)

[概要]
この講演では、最新のAI技術ChatGPTを利用したシステム開発文書の品質向上について解説します。ChatGPTを使うことで、開発プロセスの効率化やコスト削減が可能となります。実際の成功事例や今後の展望も紹介します。文書品質向上に興味のある方は、ぜひご参加ください。
以上の紹介文は、ChatGPTが書きました。一言も直していません。凄い!
実際に話をするのは、山本・粕渕のニンゲンコンビです。そこまで濃いお話しはできません。ゴメンナサイ。
閑話休題。文書品質に着目してきたASDoQと、ChatGPTは相性が良さそうではありませんか?だって、HMI(Human Machine Interface)といえば、ボタンやCGなどと相場が決まっていました。でも、最先端のAIとのHMIは、自然言語になったのですから。

[プロフィール]
山本雅基(名古屋大学/ASDoQ幹事)
僕は、AIの開発者として、1980年代に工作機械制御エキスパートシステムを開発しました。そして、AIの利用者として、2023年1月からChatGPTを使い始めています。いやぁ、凄い。僕は、久しぶりに、技術に興奮しています。技術者として、青春を取り戻した気分です。

粕渕清孝(SCREENアドバンストシステムソリューションズ/ASDoQ運営委員)
画像処理システム・製造装置組込みソフトの開発を経て、現在は自然言語処理AIシステム・サービスの開発に従事.知命を過ぎてから数学オタク化が進行し,積ん読状態の数学本多数あり,数学公開講座も手当たり次第受講している.だが、残念ながら本業へはほとんど役立っていない.GPT君に淘汰されず生き残る方法を模索中.ASDoQ運営委員,情報処理学会会員,日本技術士会会員.

[終] ASDoQ 第31回研究会(有料セミナー)
研究会
登録日時 2022-12-14 19:02 (2271 ヒット)

参加資格

ありません.ASDoQ非会員の方でも参加できます.

セミナータイトル

技術者のための日本語文法入門
 ──文章術本を深読みし、開発文書作成に役立てる

日時

2023年2月14日(火) 15:00-17:00 (14:50開場)
オンラインで開催します.お申し込みいただいた方に,PeatixからZoomURLをお送りします.

概要

現在、文章術に関する本は多数存在し、いまだに売れているものも多い(2009年刊行の『文章力の基本』は35万部超)。最近売れているのが『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(2021年1月)で、刊行から2年も経たずに10万部超のベストセラーになっている。これらの文章術本に書かれている指針は役立つものが多いが、言葉足らずだったり、不備のある記述も散見される。本発表では、文章術本を使いこなすための基礎知識、および開発文書作成で役立ちそうな指針について解説する。

ポイント

●日本語の特徴──SOV型と「逆茂木型」の文
●日本語文法の用語(学校文法のおさらい)
●英文法のメガネで日本語を見ない──日本語文法に「過去形」「受動態」はない
●『日本語練習帳』の誤謬──「ハは旧情報、ガは新情報」は正しい?
●用語集スタイルガイド──用語集作成は各部門の認識違いを防ぐのに有効

セミナー講師

川月現大 氏(編集者、風工舎代表)

<プロフィール>
大学卒業後、大手ソフトウェア会社入社、システム開発業務に従事。マニュアル制作会社に転職後は、Microsoft、Oracleのマニュアルのローカリゼーション、書籍・雑誌などの編集を担当。1997年、風工舎設立。編著に『デジタルテキスト編集必携[基本編]』(翔泳社、2012年)がある。
http://www.fukosha.com/
ブログ:エディテック(ITmedia オルタナティブ・ブログ)
https://blogs.itmedia.co.jp/editech/

参加費

\1,000
(参加資格はありません.ASDoQ非会員の方でも参加できます)

参加申込

こちらのPeatixから申込みください

[終] ASDoQ 第30回研究会
研究会
登録日時 2022-7-8 10:05 (1380 ヒット)

今回のASDoQ研究会では、システム開発文書品質モデル活用を探るオンラインワークショップを行います。

ASDoQは、これまで品質特性の割り当てや例文リストを作って来ましたが、まだシステム開発の場で
有効活用できている例は、そう多くはありません。
会員の皆さんを含め、文書品質モデルを広く活用していただくためにもまず、文書品質モデル自体を
再確認する必要があると考えて、その場を用意しました。

ASDoQの文書品質モデルを、まだよく知らない方
活用のヒントを、いっしょに探っていただける方
文書品質モデルをもっと具体化して、自身の開発文書に活かせる点を見つけたい方
文書品質モデルを使う予定はないが、開発文書の品質を上げるヒントを見つけたい方

オンラインワークショップにぜひご参加ください。
そして、文書品質モデルをいっしょに改善し、活用のヒントをつかみましょう。

【要項】
 日時:2022年8月8日(月)15:00-18:00
    (開場:14:50)
 場所:オンライン.Zoomで実施.
    https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
 対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
 費用:無料
 出欠締切:8月8日(月)12:00

【プログラム】
1.オープニング     15:00-15:05
2.ワークショップ 15:05-17:55
   [ワーク] 品質特性を具体化しよう (15:05-17:15)
   [討議] 文書品質モデル活用のコツを語ろう (17:15-17:55)
3.クロージング 17:55-18:00

4.情報交換会   18:00-19:00

【ワークショップの概要】
[ワーク] 品質特性を具体化しよう(15:00-17:15)
測定項目を、品質が高い文書を書くルールとして扱えるように、以下の点をいっしょに考えます。
そして、測定項目が該当する品質特性を、より具体的に理解します。
・測定項目を満たすためには、どこに何を、どう書くのか?
・たとえば、記述の例とは?
・測定項目を満たすことを検証する方法は?

[討議] 文書品質モデル活用のコツを語ろう(17:15-18:00)
 品質モデルは、様々な分野で活用できるはずです。たとえば、良い文書を書くヒントになりますし、文書品質の測定や、レビューや人材育成などでも使えます。
 ただし、文書品質モデルは抽象度が高いので、開発現場への適用には「コツ」が必要です。ざっくばらんに、文書品質活用への障壁やコツを語り合いましょう。

文書品質モデル活用WGは、現在、モデル活用ガイドを作成中です。
今回のワークショップの成果を、活かしていきたいと考えています。

システム文書品質モデルについては、以下の資料をご参照下さい。
・システム開発文書品質モデル:https://bit.ly/3uayUez (ダウンロードリンク)
・モデルのざっくりした紹介:https://bit.ly/3yzSi7r
・文書品質モデル活用WG:https://bit.ly/3I3czp1 (会員限定)

◆研究会の出席確認
  研究会への出欠(出席/欠席)を以下のフォームからご連絡ください.

[終] ASDoQ第29回研究会・2022年度総会
研究会
登録日時 2022-4-9 15:53 (1702 ヒット)

ASDoQ第29回研究会・2022年度総会をオンラインにて実施します.

2022年度総会をオンラインで実施した後, 第29回研究会ではご講演いただきます.

【要項】
 日時:2022年6月7日(火)16:00-18:00
    引き続いてオンライン交流会 (18:15-19:15)
    (15:45から入室可能です.)
 場所:オンライン.Zoomで実施.
    https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
 対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
 費用:無料
 出欠・承認締切:5月31日(火)

【プログラム】
1.2022年度定期総会 (16:00 - 16:30)
  (1)2021年度事業報告・決算報告
  (2)2022年度事業計画・収支計画
  (3)その他
2. 第29回研究会 (16:30-18:00)
  「自然言語処理による文書評価」石垣 達也氏(産総研)
3.オンライン交流会 (18:15-19:15)
  自由な交流にご活用ください.流れ解散.

【講演内容】
  「自然言語処理による文書評価」石垣 達也氏(産総研)

[概要]
自然言語処理は人工知能の一分野で、翻訳や要約といった人間による言語活動を計算機で自動化することを目指している。 近年、この分野ではテキストをいかに正しく評価するか、また、評価をどのように自動化できるかという点に注目が集まっている。 本講演では、自然言語処理技術を用いテキストの品質を自動的に評価する手法や、それらの利点及び問題点について概観する。 さらに、これらの評価技術を定義仕様の評価へと応用する可能性についても議論したい。
[プロフィール]
国立研究開発法人 産業技術総合研究所人工知能研究センター 研究員
専門は機械学習を用いた自然言語処理。2019年にニューラルネットワークを用いた自動要約に関する研究で博士号を取得後、現在は産総研にて自動要約及び自動言語生成の研究に従事。近年はレースゲームの実況中継テキストの自動生成 (INLG2021, 情報処理学会第250回NL研優秀研究賞)、日経平均の値動きを説明する新聞見出しテキストの自動生成(COLING2020,言語処理学会論文誌招待解説)など日本語を対象とした研究とその評価手法に着目した研究を遂行。

[終] ASDoQ第28回研究会
研究会
登録日時 2022-1-9 15:42 (1930 ヒット)

システム開発文書品質研究会 (ASDoQ)
 第28回研究会【2022/3/9(水):オンライン】開催のご案内

日時:2022年3月9日(水)15:00 - 18:00
場所:オンライン(ZOOM)
   出席の申し込み者には,前日までにZoomミーティングのURLをお送りします.
対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
参加費:無料
出欠登録締切:3月9日(水)12:00

◆研究会 プログラム
1.オープニング 15:00-15:05

2.講演~ASDoQ大会2021話題提供から~ 15:05-16:30
 「ゴールから逆算したプロセスで開発文書全体をMECEにする」
  南部 妙水(アンリツ株式会社)

 【概要】
 1つ1つの開発文書は高品質でも、仕様の一部がどの文書にも記載されていなかったり、複数の文書に違う内容が記載されていたりしては、プロジェクトのどこかで問題が起きます。特に短納期が求められる派生開発では『手戻り』する余裕がないだけでなく、始めから文書変更の工数も低く見積もられていることが多いため、プロジェクトの文書をMECEにすることが重要です。今回は、PFDという記法を使って、ゴールから逆算したプロセスから「必要な情報」を洗い出し、整理する方法をご紹介します。「機能仕様書に何を書くか」ではなく「この情報を書くのに相応しい文書はどれか」と考えてみませんか。

 【プロフィール】
 組込ソフトウェアの派生開発で出会った課題の解決方法を求め、2009年・2012年に日科技連SQiP研究会に参加。同研究会で派生開発推進協議会(AFFORDD)の前代表・清水吉男氏の指導を受けたのをきっかけに、AFFORDD会員になった。現在は「プロセス設計」「リスク管理」の研究会で、派生開発の課題解決に取り組み続けている。

 【配布資料】
 ダウンロード

3.グループワーク&討議 16:50-17:50
 「文書品質特性の視点から記述を改善してみよう」
  ASDoQ運営スタッフ

 【概要】
 ASDoQのシステム文書品質モデルを使って、例文の改善をワーク形式で行います。
 例文の問題点と、その問題点がどの文書品質特性に該当するかを考え、例文の改善例をみんなで探っていきましょう。

 (お願い)皆さんがこれまでに扱った開発文書やビジネス文書の中から、次のような文や文章があれば、お持ちください。
 ・どう修正してよいか分からない
 ・記述の指摘を、どの品質特性に類別するか迷う
 ・記述の何が問題かよく分からない
 (注1)該当する記述を持ち合わせていない場合は、こちらで例文を用意していますので、手ぶらでも参加できます。
 (注2)研究会には参加できないが、該当する記述は有る、という方は、記述の例を、ぜひASDoQ(secretariat@asdoq.jp)にお送りいただき、活動にご協力をお願いします。
 (注3)多様な事例を経験したいので、機密を理由に持ち寄る文や文章が少なくなることを避けたいです。製品名などの機密事項の箇所を伏せ字や一般用語などに差し替えてご提示ください。

 【配布資料】
 ダウンロード

4.クロージング 17:50-18:00

◆情報交換会 18:00-19:00
  ZOOM懇談会

◆研究会の出席確認
  研究会への出欠(出席/欠席)を以下のフォームからご連絡ください.

[終] ASDoQ第27回研究会
研究会
登録日時 2021-7-23 10:45 (1510 ヒット)

システム開発文書品質研究会 (ASDoQ)
 第27回研究会【2021/9/3(金):オンライン】開催のご案内

日時:2021年9月3日(金)15:00 - 18:00
場所:オンライン(ZOOM)
   出席の申し込み者には,前日までにZoomミーティングのURLをお送りします.
対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
参加費:無料
出欠登録締切:9月2日(木)


◆研究会 プログラム
1.オープニング 15:00-15:05

2.講演1 15:10-16:00
 「俳句練習はシステム開発文書品質の向上に役立つ?!」
  山本雅基(名古屋大学)
 【概要】

 TV番組「プレバト」の俳句コーナーでは,お題が与えられ芸能人が俳句を詠み,俳人の夏井いつきさんが評価します.夏井さんがコトバの選び方や語順や助詞などを添削すると,言いたいことが明確に伝わる俳句に生まれ変わります.
私たちは,スラックなどを使って短い言葉でチャットしますが,言いたいことが伝わり切れていないと感じている方も多いと思います.そこで「俳句に触れると言葉を大切にするようになり,システム開発文書品質が向上する」という大胆な仮説を立てます.
技術者の目線で夏井さんの赤ペンを類型化するなどして,技術者らしく俳句に触れたいと思います.

 【プロフィール】

 40代で会社を早期退職して,会社の経験を活かしつつ名古屋大学情報学研究科で社会人教育や教育効果の研究などをしています.異なる経験や専門性が組合わさると,広がりが生まれるようです.俳句とソフトウェア工学を組合わせると何が生まれるか.これから取り組もうと思っています.ASDoQ幹事.


3.講演2 16:20-17:10
 「自然言語処理AIの技術動向 ~意味理解への期待と現実~」
  粕渕 清孝(株式会社 SCREENアドバンストシステムソリューションズ)
 【概要】

 近年,意味を理解できるAIに注目が集まっていますが、実際のところ使えるのでしょうか.
意味理解を含む自然言語処理AIの現在と近未来を利用者・開発者の視点で捉えた上で,システム開発工程へのAI適用アイデアを検討したいと思います.様々な意見をいただけましたら幸いです.

 【プロフィール】


 画像処理システム・製造装置組込みソフトの開発を経て、現在は自然言語処理AIシステム・サービスの開発に従事.
知命を過ぎてから数学オタク化が進行し,積ん読状態の数学本多数あり,数学公開講座も手当たり次第受講している.だが、残念ながら本業へはほとんど役立っていない.
ASDoQ運営委員,情報処理学会会員,日本技術士会会員.


4.クロージング 17:10-17:15

◆情報交換会 17:15-18:00
  ZOOM懇談会

◆研究会の出席確認
  研究会への出欠(出席/欠席)を以下のフォームからご連絡ください.

[終] ASDoQ第26回研究会・2021年度総会
研究会
登録日時 2021-4-3 10:01 (1603 ヒット)

ASDoQ第26回研究会・2021年度総会をオンラインにて実施します.

2021年度総会をオンラインで実施した後, 第26回研究会では,2件の講演を行います.

【要項】
 日時:2021年5月28日(金)16:00-18:00
    引き続いてオンライン交流会 (18:15-19:15)
 場所:オンライン.Zoomで実施.https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
 対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
 費用:無料
 出欠・承認締切:5月21日(金)

【プログラム】
1.2021年度定期総会 (16:00 - 16:30)
  (1)2020年度事業報告・決算報告
  (2)2021年度事業計画・収支計画
  (3)その他
2. 第26回研究会 (16:30-18:00)
  (1)「システム開発文書品質10年よもやま話」塩谷敦子さん
  (2)「開発者と並走したい、テクニカルコミュニケーター」村田珠美さん
3.オンライン交流会 (18:15-19:15)
  ブレイクアウトルームを用意します.自由な交流にご活用ください.流れ解散.

【講演内容】
  (1)「システム開発文書品質10年よもやま話」塩谷敦子さん

[概要]
ASDoQは今年の7月で10周年を迎えます。
これまでの10年を振り返り、システム開発文書品質をあらためて考えます。
ASDoQ内の活動や対話から得られた成果や知見を概観します。
そして、私自身の活動からの視点を交えて、次の点を考えてみます。
- 文書のとらえ方や書き方がなにをもたらすか?
- それが、システム開発にどう影響するのか?
- システム開発文書品質って何なんでしょ?
- それぞれのシステム開発文書品質をどう進めていきますか?
[プロフィール]
所属:合同会社イオタクラフト
ASDoQ設立メンバー.自動車メーカー系列の研究所にて自動車分野での初期のAI技術研究に携わった後,車載ソフト開発会社で開発文書に着目した新しい教育事業を推進.その経験を基に,イオタクラフトを設立.実開発の現場での開発文書を教材とした研修や,文書診断による開発文書の改善支援に取り組んでいる.

  (2)「開発者と並走したい、テクニカルコミュニケーター」村田珠美さん
[概要]
皆さんは、テクニカルコミュニケーターという職業をご存じでしょうか。
テクニカルコミュニケーターは、マニュアルを中心とする使用説明を制作しています 。
主に文章を書くことが多く、ユーザー向け、エンジニア向けなど、制作する使用説明は 多岐にわたります。
ASDoQでは、多くの開発者の皆さんとともに、テクニカルコミュニケーターも研究活動 に励んでいます。そこで私たち、テクニカルコミュニケーターの仕事を紹介しつつ、開発 者の皆さんとの接点を考えてみます。
[プロフィール]
所属:株式会社三六六(さんろくろく)
テクニカルコミュニケーター(=TC)、ドキュメントプロデューサー。「書く」ことを中心に、技術や仕組みなどを、わかりやすく伝えることを続けている。
事務職として新卒でデザイン・プロダクションに入社。その後、ライターに転じ、半導体製造装置メーカーを母体とするインハウスの制作会社に移籍。2020年1月から現職。自身は印刷・製版のソフトウェア開発と並走しながら、マニュアル制作やローカライズのディレクションを担当。単に伝えるには満足できず、伝わることを目標に、UIデザインの領域にも踏み込む。
制作プロセスに関する知識を活かし、TC向け製品開発への協力を継続する一方、小学生に向けた仕事の説明冊子を制作中。難解な熟語や専門用語を使用せずに説明する難しさと奮闘する日々。

【委任状】
 議事の承認・非承認を委任する場合は,委任状に被委任者の氏名等を記入してください.

【継続確認】
 ASDoQ会員継続について,選択してください.

[終] ASDoQ大会2020配布資料希望(参加者のみ)
研究会
登録日時 2021-1-15 21:18 (1440 ヒット)

ASDoQ大会2020に参加した方に配布資料をダウンロードできる旨を案内しました.
Peatixの連絡先に通知する予定でしたが,Peatixサービスの仕様により,通知できない状況です.

ASDoQ大会2020参加者かつ配付資料をご希望の方は,以下のフォームにご入力ください.
フォームにご入力後,フォーム送信確認の自動返信メールが届きます.その後に,連絡いただいたメール宛に,アクセス方法を通知いたします.事務局での確認のうえで通知しますので,数日を要しますことをご承知ください.
ASDoQ会員の方は,ASDoQウェブサイトにログインしたうえで,フォームに入力・送信してください.

【経緯・詳細】
ASDoQ大会2020に申し込みいただいた際,Peatixによる申込み方法をとっており,大会参加者へのお知らせは,Peatixを通じて行っておりました.
しかし,Peatixによるサービスは,イベント開催後30日が経過した後は,申込みの皆さんに連絡できない仕様でした.そのため,現状で参加者の皆さんに資料配布する連絡先を確認できておりません.
そこで,配布資料をご希望の方には,改めて申込みいただきますと,ダウンロード方法を連絡いたします.お手数をおかけすることとなり,申し訳ありません.

【非会員の方向け】
今回,配布資料をご希望の方には,今後,研究会行事への案内などを差し上げることができますので,ご希望の有無を選択してください.
なお,会員になって頂きますと,ご希望の有無にかかわらず、メーリングリストにてご案内が届きます.

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