2: 2012-05-21 (月) 14:48:24 FujitaYutaka |
現: 2012-10-23 (火) 14:22:07 FujitaYutaka |
| [[モデル>#model]] | | [[モデル>#model]] |
| - [[''や行''>#yline]]&br; | | - [[''や行''>#yline]]&br; |
- | [[要求>#requirement1]],[[要件>#requirement2]],[[用語>#term]] | + | [[要求>#request]],[[要件>#requirement]],[[用語>#term]] |
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- | #br | + | ** &aname(aline){あ行}; [#p3036f14] |
- | CENTER:&font(18px){''一覧表''}; | + | |
- | #br | + | |
- | ※辞書・規格は「日本国語大辞典 第2版 精選版(表記:日)」「広辞苑 第6版(表記:広)」「デジタル大辞泉(表記:泉)」「JIS規格(表記:JIS)」 | + | |
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- | #br | + | *** アーキテクチャ [#y0f252dd] |
| + | &aname(architecture); |
| + | (architecture) |
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- | ** &aname(aline){あ行}; [#p3036f14] | + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#y8a2565f] |
| + | 1.建築術.建築学.また,建築様式,構成.構造.&br;2.コンピュータのハードウエアおよびソフトウエアにおける設計思想.コンピュータを動作させるための機器やOSの構造・構成のあり方の根底となる. |
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- | |用語&br;(対英語)|辞書&br;規格|辞書定義|h | + | **** 広辞苑 第6版 [#w6e4872c] |
- | |LEFT:&aname(architecture){アーキテクチャ&br;(architecture)};|日|1.建築術.建築学.また,建築様式,構成.構造.&br;2.コンピュータのハードウエアおよびソフトウエアにおける設計思想.コンピュータを動作させるための機器やOSの構造・構成のあり方の根底となる.| | + | 1.建築物.建築様式.建築学.構造.構成.&br;2.コンピュータシステムの論理的構造全般のこと.また,ある立場の利用者から見たコンピュータの属性.「ソフトウェアー」「ネットワークー」 |
- | |~|広|1.建築物.建築様式.建築学.構造.構成.&br;2.コンピュータシステムの論理的構造全般のこと.また,ある立場の利用者から見たコンピュータの属性.「ソフトウェアー」「ネットワークー」| | + | |
- | |~|泉|コンピューターの特性を決定するデータの形式やハードウエアの機能分担などを含めた、コンピューターシステムの基本構造.| | + | |
- | |~|エンジニアリング関連|LEFT:ソフトウェアアーキテクチャ&br;ソフトウェアシステムを構成するサブシステム,コンポーネントおよびそれらの間の関係の記述である.(SWEBOK 2004)&br;システムの組織的構造及び関連する振る舞い。アーキテクチャは、インタフェースを使って相互作用したりする部品。部品を結合する関係、及び構成している複数の部品に対する制約に再帰的に分解できる。インタフェースを使って相互作用する部品は、クラス、コンポーネント及びサブシステムとする。(JIS X 4170)| | + | |
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- | RIGHT:&font(14px){[[ページTOPへ>基本用語#standard_term_top]]}; | + | **** デジタル大辞泉 [#g2906a08] |
| + | コンピューターの特性を決定するデータの形式やハードウエアの機能分担などを含めた、コンピューターシステムの基本構造. |
| + | |
| + | **** SWEBOK 2004 [#eef56303] |
| + | (ソフトウェアアーキテクチャ)ソフトウェアシステムを構成するサブシステム,コンポーネントおよびそれらの間の関係の記述である. |
| + | |
| + | **** JIS X 4170 [#l731ac06] |
| + | システムの組織的構造及び関連する振る舞い。アーキテクチャは、インタフェースを使って相互作用したりする部品。部品を結合する関係、及び構成している複数の部品に対する制約に再帰的に分解できる。インタフェースを使って相互作用する部品は、クラス、コンポーネント及びサブシステムとする。 |
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| ** &aname(kline){か行}; [#g202eb02] | | ** &aname(kline){か行}; [#g202eb02] |
| + | *** 開発 [#n7e40666] |
| + | &aname(development); |
| + | development |
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- | |用語&br;(対英語)|辞書&br;規格|辞書定義|h | + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#e943c81d] |
- | |LEFT:&aname(development){開発&br;(development)};|日|5.新しいものを考え出し,実用化すること.| | + | 5.新しいものを考え出し,実用化すること. |
- | |~|泉|2.新しい技術や製品を実用化すること。&br;3.知恵や能力などを導きだし、活用させること.| | + | |
- | |LEFT:&aname(standard){基準&br;(a standard, &br;a criterion)};|日|ものごとの基礎となる標準.| | + | |
- | |~|広|ものごとの基礎となる標準.比較して考えるためのよりどころ.「-を設ける」「-を上まわる出来」「建築-」| | + | |
- | |~|泉|物事の基礎となるよりどころ.また、満たさねばならない一定の要件.| | + | |
- | |LEFT:&aname(function){機能&br;(function)};|日|1.(-する)からだや機械,組織などの中で,あるものがその働きを十分示すこと.また,そのはたらき.活動できる能力.作用.&br;2.法律で,機関がその権限内で活動することのできる能力.| | + | |
- | |~|広|(function)物のはたらき.相互に連関し合って全体を構成している各要素や部分が有する固有な役割.また,その役割を果たすこと.作用.「言葉の-」「胃の-が低下する」「十分に-しない」| | + | |
- | |~|泉|ある物が本来備えている働き.全体を構成する個々の部分が果たしている固有の役割.また、そうした働きをなすこと.| | + | |
- | |~|JIS|利用者又はプログラムが対象作業のすべて又は一部を遂行するためのアルゴリズムをプログラム中に定義したもの。(x0152)| | + | |
- | |LEFT:&aname(ET){組(み)込みシステム&br;(Embedded Technology System)};|エンジニアリング関係|●組込みシステム&br;装置の機能を実現するコンピュータ・システム(組込みソフトウェア開発のためのETSS標準ガイドブックより)&br;●組込みシステム&br;組込みシステムは,1つ以上の機能を持った単一の機器です.たとえば,電話,FAX,コピー機,スキャナ,プリンタ機能を持つシステムが,機器が別々なら各機器を組込みシステムと呼んでいます.なお,それぞれの機能が機器として一体化されていれば,その一体化された複合機が組込みシステムの単位となります.組込みシステムは,1つ以上の組込みソフトウェアと1つ以上のハードウェアで構成されます.(組込みソフトウェア向け開発プロセスガイドより)&br;●くみこみ‐システム【組(み)込みシステム】&br;《embedded system》家電製品、携帯電話、産業機械などに内蔵される、特定の処理をするためのコンピューターシステム。&br;必要最低限の機能だけをもたせることで、最小化・軽量化を図ったもの。(「デジタル大辞泉」小学館より)(12.04.01 藤田さんメールから)| | + | |
- | |LEFT:&aname(process2){工程&br;(process)};|日|作業の手順,手数(てかず).作業の進行程度やそれに要する時間をもいう.プロセス.| | + | |
- | |~|広|1.作業の手順.またその進み具合.&br;2.生産過程を多くの段階に分けて分業を行う際の,それぞれの加工段階.| | + | |
| | | |
- | RIGHT:&font(14px){[[ページTOPへ>基本用語#standard_term_top]]}; | + | **** デジタル大辞泉 [#h6b050f8] |
| + | 2.新しい技術や製品を実用化すること。&br;3.知恵や能力などを導きだし、活用させること. |
| + | |
| + | *** 基準 [#y776cb65] |
| + | &aname(standard); |
| + | a standard, a criterion |
| + | |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#xe2026a9] |
| + | ものごとの基礎となる標準. |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#sacbe5b3] |
| + | ものごとの基礎となる標準.比較して考えるためのよりどころ.「-を設ける」「-を上まわる出来」「建築-」 |
| + | |
| + | **** デジタル大辞泉 [#vc6d81e4] |
| + | 物事の基礎となるよりどころ.また、満たさねばならない一定の要件. |
| + | |
| + | *** 機能 [#fb6507f0] |
| + | &aname(function); |
| + | (function) |
| + | |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#n0808947] |
| + | 1.(-する)からだや機械,組織などの中で,あるものがその働きを十分示すこと.また,そのはたらき.活動できる能力.作用.&br;2.法律で,機関がその権限内で活動することのできる能力. |
| + | |
| + | *** 広辞苑 第6版 [#ee358c58] |
| + | (function)物のはたらき.相互に連関し合って全体を構成している各要素や部分が有する固有な役割.また,その役割を果たすこと.作用.「言葉の-」「胃の-が低下する」「十分に-しない」 |
| + | |
| + | **** デジタル大辞泉 [#f9174556] |
| + | ある物が本来備えている働き.全体を構成する個々の部分が果たしている固有の役割.また、そうした働きをなすこと. |
| + | |
| + | **** JIS [#s7aa8f9f] |
| + | 利用者又はプログラムが対象作業のすべて又は一部を遂行するためのアルゴリズムをプログラム中に定義したもの。(x0152) |
| + | |
| + | *** 組(み)込みシステム [#cc1552ba] |
| + | &aname(ET); |
| + | (Embedded Technology System) |
| + | **** 組込みソフトウェア開発のためのETSS標準ガイドブック [#dbf94cda] |
| + | エンジニアリング関係|●組込みシステム&br;装置の機能を実現するコンピュータ・システム |
| + | |
| + | **** 組込みソフトウェア向け開発プロセスガイド [#i55c57b6] |
| + | ●組込みシステム&br;組込みシステムは,1つ以上の機能を持った単一の機器です.たとえば,電話,FAX,コピー機,スキャナ,プリンタ機能を持つシステムが,機器が別々なら各機器を組込みシステムと呼んでいます.なお,それぞれの機能が機器として一体化されていれば,その一体化された複合機が組込みシステムの単位となります.組込みシステムは,1つ以上の組込みソフトウェアと1つ以上のハードウェアで構成されます. |
| + | |
| + | **** デジタル大辞泉 [#j8086136] |
| + | ●くみこみ‐システム【組(み)込みシステム】&br;《embedded system》家電製品、携帯電話、産業機械などに内蔵される、特定の処理をするためのコンピューターシステム。&br;必要最低限の機能だけをもたせることで、最小化・軽量化を図ったもの。 |
| + | |
| + | *** 工程 [#zdcbb46c] |
| + | &aname(process); |
| + | (process) |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#xdb862e5] |
| + | 作業の手順,手数(てかず).作業の進行程度やそれに要する時間をもいう.プロセス. |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#f2992b34] |
| + | 1.作業の手順.またその進み具合.&br;2.生産過程を多くの段階に分けて分業を行う際の,それぞれの加工段階. |
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| ** &aname(sline){さ行}; [#ne37fb92] | | ** &aname(sline){さ行}; [#ne37fb92] |
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- | |用語&br;(対英語)|辞書&br;規格|辞書定義|h | + | *** システム [#xd4a45f9] |
- | |LEFT:&aname(system){システム};|日|ある目的のための秩序だった方法,体系,組織.| | + | &aname(system); |
- | |~|広|複数の要素が有機的に関係しあい,全体としてまとまった機能を発揮している要素の集合体.組織.系統.仕組み.| | + | system |
- | |~|泉|3.コンピューターを使った情報処理機構.また、その装置.| | + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#t1c27631] |
- | |~|JIS/ISO|●明示的な必要性又は目的を満たす能力を与えるために,一つ以上のプロセス,ハードウェア,ソフトウェア,設備及び人間からなる統合されたもの.(x0160:1996)| | + | ある目的のための秩序だった方法,体系,組織. |
- | |~|エンジニアリング関連|●(コンピュータシステム)情報を処理することによって,事前に定義された何らかの目標を達成するように系統立てられている要素の集合あるいは要素の配置.&br;目標を達成するために,次に示すさまざまなシステム要素を利用する.ソフトウェア,ハードウェア,人間,データベース,ドキュメント&br;(実践ソフトウェアエンジニアリング:SOFTWARE ENGINEERING A PRACTITIONER'S APPROACH 6th Edition)&br;●相互に系統だった作用を行う互いに依存しあう統合化された集合体.システムは,規定された目標を達成するために設けられ,その構成要素間で定められた状態の関係を保ち,全体として構成要素を単純に集めたものよりも生産性が高く,運用性が高いもの.システムは,物理的なプロセスを基礎としたものとマネジメント・プロセスを基礎としたものがあるが,最も一般的な形態は両者を組み合わせたものである.プロジェクトマネジメントにとってのシステムとは,プロジェクトマネジメントのプロセス,技法,方法論,およびツールで構成され,プロジェクトマネジメントチームが運用する(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集)&br;●ある定義された目的を達成するため,相互に作用する要素の組み合わせである.要素には,ハードウェア,ソフトウェア,ファームウェア,人,情報,技法,設備,サービス,およびその他の支援要素が含まれる.(INCOSE00 SWEBOK 2004内の記載による)| | + | |
- | |LEFT:&aname(specification){仕様&br;(specification)};|日|1.物事を行う方法.行動の手段.&br;2.「しようがき(仕様書)」の略| | + | |
- | |~|広|1.仕方.方法.「返事の-に困る」&br;2.製作や注文にあたって,あらかじめ定める仕上がり品の構造やデザイン.「-の一部変更」| | + | |
- | |~|JIS|あるものが何か又はどうするかの宣言的記述。対比語:実装implementation)。(JIS X 4170)| | + | |
- | |LEFT:&aname(IT){情報システム&br;(Information Technology System)};|エンジニアリング関係|●情報を適切に保存・管理・流通するための仕組み。通常、コンピュータとネットワーク、およびそれを制御するソフトウェア、その運用体制までを含んだものを指す。(IT用語辞典 e-Wordsより)| | + | |
- | |LEFT:&aname(design){設計&br;(design)};|日|1.工事・工作などで,工費・材料・敷地・形式などの計画を立て,図面その他によって具体的に示すこと.みつもり.もくろみ.&br;2.(比喩的に)人生・生活などの計画を立てること.| | + | |
- | |~|広|1.ある目的を具体化する作業.製作・工事などに当たり,工費・敷地・材料および構造上の諸点などの計画を立て図面その他の方式で明示すること.「ビルの-」&br;2.比喩的に,人生や生活について計画を立てること.| | + | |
- | |~|泉|2.一般に、計画を立てること.また、その計画.| | + | |
- | |~|JIS|主たる目的が、システムがどのように実装されるかを決定することであるソフトウェア開発プロセスの一部。必要となる機能及び品質要件に適するように、設計戦略及び戦術的決定がなされる。(JIS X 4170)| | + | |
- | |LEFT:&aname(software){ソフトウェア&br;(software)};|日|1.機器類を用いて行う物事の,情報・理論などの無形の部分.ソフト.&br;2.コンピュータの,処理の手順を示すプログラムの総称.ソフト.| | + | |
- | |~|広|1.コンピューターのプログラムを抽象的にとらえる呼称.コンピューターの運用に関する手順や処理する情報などを含めてもいう.ソフト.「-制御」「-危機」&br;2.情報を表現・伝達する媒体としては区別して,情報の内容を指す語.放送番組や記録された音楽・映像など.ソフト.「AV-」| | + | |
- | |~|泉|1.機器類を用いて行う物事の、情報・理論など無形の部分.| | + | |
- | |~|JIS|情報処理システムに関する,プログラム,プロセス,規則及び関連する文書全体又は一部&br;備考 ソフトウェアは,記録媒体によらない知的な創造物である.(x0001)| | + | |
| | | |
- | RIGHT:&font(14px){[[ページTOPへ>基本用語#standard_term_top]]}; | + | **** 広辞苑 第6版 [#vf7ca37a] |
| + | 複数の要素が有機的に関係しあい,全体としてまとまった機能を発揮している要素の集合体.組織.系統.仕組み. |
| + | |
| + | **** デジタル大辞泉 [#b8eab8e6] |
| + | 3.コンピューターを使った情報処理機構.また、その装置. |
| + | |
| + | **** JIS [#zf973dce] |
| + | ●明示的な必要性又は目的を満たす能力を与えるために,一つ以上のプロセス,ハードウェア,ソフトウェア,設備及び人間からなる統合されたもの.(x0160:1996) |
| + | |
| + | **** 実践ソフトウェアエンジニアリング:SOFTWARE ENGINEERING A PRACTITIONER'S APPROACH 6th Edition [#l4df5931] |
| + | ●(コンピュータシステム)情報を処理することによって,事前に定義された何らかの目標を達成するように系統立てられている要素の集合あるいは要素の配置.&br;目標を達成するために,次に示すさまざまなシステム要素を利用する.ソフトウェア,ハードウェア,人間,データベース,ドキュメント |
| + | |
| + | **** プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集 [#ee584392] |
| + | ●相互に系統だった作用を行う互いに依存しあう統合化された集合体.システムは,規定された目標を達成するために設けられ,その構成要素間で定められた状態の関係を保ち,全体として構成要素を単純に集めたものよりも生産性が高く,運用性が高いもの.システムは,物理的なプロセスを基礎としたものとマネジメント・プロセスを基礎としたものがあるが,最も一般的な形態は両者を組み合わせたものである.プロジェクトマネジメントにとってのシステムとは,プロジェクトマネジメントのプロセス,技法,方法論,およびツールで構成され,プロジェクトマネジメントチームが運用する |
| + | |
| + | **** INCOSE00 SWEBOK 2004内の記載による [#h0373573] |
| + | ●ある定義された目的を達成するため,相互に作用する要素の組み合わせである.要素には,ハードウェア,ソフトウェア,ファームウェア,人,情報,技法,設備,サービス,およびその他の支援要素が含まれる. |
| + | |
| + | *** 仕様 [#z2a0824e] |
| + | &aname(specification); |
| + | (specification) |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#d0ed4925] |
| + | 1.物事を行う方法.行動の手段.&br;2.「しようがき(仕様書)」の略 |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#j4673791] |
| + | 1.仕方.方法.「返事の-に困る」&br;2.製作や注文にあたって,あらかじめ定める仕上がり品の構造やデザイン.「-の一部変更」 |
| + | |
| + | **** JIS [#ma5d069e] |
| + | あるものが何か又はどうするかの宣言的記述。 |
| + | 対比語:実装(implementation)。(JIS X 4170) |
| + | |
| + | *** 情報システム [#j455aa11] |
| + | &aname(IT); |
| + | (Information Technology System) |
| + | **** IT用語辞典 e-Wordsより [#h1722ce8] |
| + | |
| + | ●情報を適切に保存・管理・流通するための仕組み。通常、コンピュータとネットワーク、およびそれを制御するソフトウェア、その運用体制までを含んだものを指す。 |
| + | |
| + | *** 設計 [#na484b52] |
| + | &aname(design); |
| + | design |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#f64b764b] |
| + | 1.工事・工作などで,工費・材料・敷地・形式などの計画を立て,図面その他によって具体的に示すこと.みつもり.もくろみ.&br;2.(比喩的に)人生・生活などの計画を立てること. |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#ffe810a2] |
| + | 1.ある目的を具体化する作業.製作・工事などに当たり,工費・敷地・材料および構造上の諸点などの計画を立て図面その他の方式で明示すること.「ビルの-」 |
| + | |
| + | 2.比喩的に,人生や生活について計画を立てること. |
| + | |
| + | **** デジタル大辞泉 [#n1d5f755] |
| + | 2.一般に、計画を立てること.また、その計画. |
| + | |
| + | **** JIS [#a3c43482] |
| + | 主たる目的が、システムがどのように実装されるかを決定することであるソフトウェア開発プロセスの一部。必要となる機能及び品質要件に適するように、設計戦略及び戦術的決定がなされる。(JIS X 4170) |
| + | |
| + | *** ソフトウェア [#v2e0830f] |
| + | &aname(software); |
| + | software |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#sca4a8a3] |
| + | 1.機器類を用いて行う物事の,情報・理論などの無形の部分.ソフト.&br;2.コンピュータの,処理の手順を示すプログラムの総称.ソフト. |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#j4973623] |
| + | 1.コンピューターのプログラムを抽象的にとらえる呼称.コンピューターの運用に関する手順や処理する情報などを含めてもいう.ソフト.「-制御」「-危機」&br;2.情報を表現・伝達する媒体としては区別して,情報の内容を指す語.放送番組や記録された音楽・映像など.ソフト.「AV-」 |
| + | |
| + | **** デジタル大辞泉 [#kf0c9bfd] |
| + | 1.機器類を用いて行う物事の、情報・理論など無形の部分. |
| + | **** JIS [#x19167ed] |
| + | 情報処理システムに関する,プログラム,プロセス,規則及び関連する文書全体又は一部 |
| + | |
| + | 備考 ソフトウェアは,記録媒体によらない知的な創造物である.(x0001) |
| | | |
| ** &aname(tline){た行}; [#k6df989e] | | ** &aname(tline){た行}; [#k6df989e] |
| + | *** 定義 [#y70f6fbe] |
| + | &aname(definition); |
| + | (definition) |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#a6657c2a] |
| + | 概念の内容や用語の意味を正確に限定すること.また,その命題や式. |
| | | |
- | |用語&br;(対英語)|辞書&br;規格|辞書定義|h | + | **** 広辞苑 第6版 [#ef95640c] |
- | |LEFT:&aname(definition){定義(definition)};|日|概念の内容や用語の意味を正確に限定すること.また,その命題や式.| | + | 概念の内容を明確に限定すること.すなわち,ある概念の内包を構成する本質的属性を明らかにし他の概念から区別すること.その概念の属する最も近い類を挙げ,さらに種差を挙げて同類の他の概念から区別して命題化すること.例えば「人間は理性的(種差)動物(類概念)である.」 |
- | |~|広|概念の内容を明確に限定すること.すなわち,ある概念の内包を構成する本質的属性を明らかにし他の概念から区別すること.その概念の属する最も近い類を挙げ,さらに種差を挙げて同類の他の概念から区別して命題化すること.例えば「人間は理性的(種差)動物(類概念)である.」| | + | |
- | |~|泉|1.物事の意味•内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること.「敬語の用法を—する」&br;2.論理学で、概念の内包を明瞭にし、その外延を確定すること.通常、その概念が属する最も近い類と種差を挙げることによってできる.| | + | |
| | | |
- | RIGHT:&font(14px){[[ページTOPへ>基本用語#standard_term_top]]}; | + | **** デジタル大辞泉 [#jde715d9] |
| + | 1.物事の意味• |
| + | 内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること.「敬語の用法を—する」 |
| + | |
| + | 2.論理学で、概念の内包を明瞭にし、その外延を確定すること.通常、その概念が属する最も近い類と種差を挙げることによってできる. |
| | | |
| ** &aname(hline){は行}; [#ye3b3a84] | | ** &aname(hline){は行}; [#ye3b3a84] |
| | | |
- | |用語&br;(対英語)|辞書&br;規格|辞書定義|h | + | *** 標準 [#pf407ab2] |
- | |LEFT:&aname(standard2){標準&br;(a standard)};|日|1.判断,行動などのよりどころとするものや比較のもとにするもの.&br; (イ)目じるし.スタンダード.基準.水準.&br; (ロ)そこに達すべきよりどころ.目標.手本.規範.のり.&br;2.平均的な度合.また,その程度のもの.なみ.普通.| | + | &aname(standard); |
- | |~|広|1.判断のよりどころ.比較の基準.めあて.めじるし.&br;2.あるべきかたち.手本.規格「-に合わない」&br;3.いちばん普通のありかた「-的な家庭」「-型」| | + | (a standard) |
- | |~|エンジニアリング関連|●合意が形成され,公認団体によって承認された文書.活動や所産に対する規則,ガイドライン,特性を共通的に繰り返し使用できるように規定したもの.所定の環境において最適な状態を実現することを目的とする.(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集)| | + | |
- | |LEFT:&aname(quality){品質&br;(quality)};|日|品物の性質.品柄.| | + | |
- | |~|JIS|●ある”もの(entity)”の明示された又は暗黙の必要性を満たす能録に関する特性の全体(ISO 8402:1994).&br:備考1.契約下において,又は原子力安全性の分野のような法的規制の状況下においては,必要性は,仕様化されるが,それ以外の場合には,暗黙の必要性を明確にし,定めることが望ましい(ISO 8402:1994,備考1.).備考2.JIS X 0133群の中での”もの”とは,ソフトウェア製品を示す.&br;参考”entity”の訳語には,情報技術の分野では,”実体”が通常用いられるが,ここでは,JIS Z 9900:1994の”参考品質管理と品質保証の規格−用語”に記載しているISO 8402:1994の翻訳を用い”,もの”とした.(x0133-1)&br;●本来備わっている特性の集まりが,要求事項を満たす程度(ISO 9000:2005 SQuBOK内の記載による)| | + | |
- | |~|エンジニアリング関連|●一連の固有の特性が要求事項を満足している度合い.(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集)&br;●(1)システム,コンポーネント,またはプロセスが指定された要求を満たしている度合い.(2)システム,コンポーネント,またはプロセスが顧客またはユーザのニーズ(必要性)または期待を満たしている度合い(IEEE Std 610.12-1990 SQuBOK内の記載による)| | + | |
- | |LEFT:[[プロセス]]|日|1.仕事を進める方法.手順.工程.&br;2.事が進む経過.過程.すじみち.| | + | |
- | |~|広|1.手順.方法.&br;2.過程.経過.道程.&br;5.コンピューターにおける処理の単位の一つ.オペレーティングーシステムの制御単位.| | + | |
- | |~|エンジニアリング関連|●特定のプロダクト,所産,またはサービスを実現するために実行される,相互に関連する一連のアクションとアクティビティ.&br;A set of interrelated actions and activities performed to achieve a specified set of products, results or services. &br;(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集)&br;●ある目的をもって制御されている実行の軌跡(時間軸上の状態系列),または実行を行う母体の動的性質&br;(ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系-SWEBOK2004-)&br;●ソフトウェアプロセス&br;ソフトウェアおよび付帯するプロダクトを開発し,保守するために利用される,アクティビティ,方法,実践,および変換をまとめた1つの集合体である.プロセスレベルでは,ソフトウェア保守アクティビティは,ソフトウェア開発アクティビティとの間で共有するものが多い.(たとえば,ソフトウェア構成管理は,両アクティビティにとって不可欠である.)(SWEBOK 2004)&br;&br;(共通フレーム2007より参考情報)&br;共通フレームは,ISO/IEC 12207(JIS X 0160)に従い,システム開発作業を4階層に定義し,上位から「プロセス」,「アクティビティ」,「タスク」,および「リスト」としている.&br;階層の定義に際しては,ISO/IEC12207(JIS X 0160)の定義を具体的に表現して以下のとおりとする.&br;(1)プロセス&br;システム開発作業を役割の観点でまとめたものである.入力から出力へ変換させるもの(企画,要件定義,開発,運用,保守など)のほか,状態の変化に対応するもの(構成管理,文書作成,契約の変更管理など),生産物や作業の評価(共同レビュー,検証,監査など)などが含まれる.&br;(注)ISO/IEC 12207の定義&br;互いに関連をもった”アクティビティ”の集合で,入力を出力に変換するもの&br;&br;(2)アクティビティ&br;相関の強いタスクをまとめたタスクの集合で,プロセスの構成要素をいう.例えば,開発プロセスでは,システムやソフトウェアの開発対象に対する要件定義,方式設計というように,作業目的ごとにプロセス内の作業を分割したものをいう.&br;(注)ISO/IEC 12207の定義&br;プロセスを構成する要素&br;&br;(3)タスク&br;アクティビティを構成する要素である.例えば,開発プロセス中のシステム方式設計では,「システムアーキテクチャ(ハードウェア構成品目,ソフトウェア構成品目および手作業からなるシステム要件で構成)が確定されること」,「システムアーキテクチャとシステム要件が定められた評価基準に従って評価されること」というように,アクティビティを具体的に遂行または支援しなければならない個々の作業をいう.&br;(注)ISO/IEC 12207の定義&br;アクティビティを構成する要素&br;&br;(4)リスト&br;タスクを構成する要素である.タスクには多種多様な作業が存在する.したがって,リストに挙げられたものがすべての作業要素を表しているわけではない.リストは規格でも共通フレームでも,例示として取り扱う.| | + | |
- | |LEFT:&aname(documents){文書};|日|1.文字を用いて書きしるしたもの.書きもの.もんじょ.ふみ.| | + | |
- | |~|広|LEFT:文字や記号を用いて人の意思を書きあらわしたもの。かきもの。ふみ。もんじょ。| | + | |
- | |~|泉|文字で書き記したものの総称.書籍・書類・書状・証文など.書き物.ふみ.もんじょ.| | + | |
- | |~|エンジニアリング関連|●一般的に永続性があり人間や機会が判読できる,媒体およびその上に記録された情報.プロジェクトマネジメント計画書,仕様書,手順書,調査書,マニュアルなどがある.&br;A medium and information recorded thereon, that generally has permanence and can be read by a person or a machine. Examples include project management plans, specifications, procedures, studies, and manuals.&br;(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集)| | + | |
| | | |
- | RIGHT:&font(14px){[[ページTOPへ>基本用語#standard_term_top]]}; | + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#za366824] |
| + | 1.判断,行動などのよりどころとするものや比較のもとにするもの.&br; |
| + | (イ)目じるし.スタンダード.基準.水準.&br; (ロ)そこに達すべきよりどころ.目標.手本.規範.のり.&br;2.平均的な度合.また,その程度のもの.なみ.普通. |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#y6e7adcc] |
| + | 1.判断のよりどころ.比較の基準.めあて.めじるし.&br;2.あるべきかたち.手本.規格「-に合わない」&br;3.いちばん普通のありかた「-的な家庭」「-型」 |
| + | |
| + | **** プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集 [#k93fb633] |
| + | |
| + | ●合意が形成され,公認団体によって承認された文書.活動や所産に対する規則,ガイドライン,特性を共通的に繰り返し使用できるように規定したもの.所定の環境において最適な状態を実現することを目的とする. |
| + | |
| + | *** 品質 [#fca57c84] |
| + | &aname(quality); |
| + | (quality) |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#e9473ef6] |
| + | 品物の性質.品柄. |
| + | |
| + | **** JIS [#fff80077] |
| + | ●ある”もの(entity)”の明示された又は暗黙の必要性を満たす能録に関する特性の全体(ISO 8402:1994). |
| + | |
| + | 備考1.契約下において,又は原子力安全性の分野のような法的規制の状況下においては,必要性は,仕様化されるが,それ以外の場合には,暗黙の必要性を明確にし,定めることが望ましい(ISO 8402:1994,備考1.). |
| + | |
| + | 備考2.JIS X 0133群の中での”もの”とは,ソフトウェア製品を示す.&br;参考”entity”の訳語には,情報技術の分野では,”実体”が通常用いられるが,ここでは,JIS Z 9900:1994の”参考品質管理と品質保証の規格−用語”に記載しているISO 8402:1994の翻訳を用い”,もの”とした.(x0133-1)&br; |
| + | |
| + | **** ISO 9000:2005 SQuBOK内の記載による [#xc509cb4] |
| + | ●本来備わっている特性の集まりが,要求事項を満たす程度(ISO 9000:2005 SQuBOK内の記載による) |
| + | |
| + | **** プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集 [#j82510eb] |
| + | ●一連の固有の特性が要求事項を満足している度合い. |
| + | |
| + | **** IEEE Std 610.12-1990 [#y27e2678] |
| + | ●(1)システム,コンポーネント,またはプロセスが指定された要求を満たしている度合い.(2)システム,コンポーネント,またはプロセスが顧客またはユーザのニーズ(必要性)または期待を満たしている度合い(IEEE Std 610.12-1990 SQuBOK内の記載による) |
| + | |
| + | *** プロセス [#t97d75b9] |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#j3706f27] |
| + | 1.仕事を進める方法.手順.工程.&br;2.事が進む経過.過程.すじみち. |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#t68ffd94] |
| + | 1.手順.方法.&br;2.過程.経過.道程.&br;5.コンピューターにおける処理の単位の一つ.オペレーティングーシステムの制御単位. |
| + | |
| + | **** プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集 [#la89aba4] |
| + | ●特定のプロダクト,所産,またはサービスを実現するために実行される,相互に関連する一連のアクションとアクティビティ.&br;A set of interrelated actions and activities performed to achieve a specified set of products, results or services. |
| + | |
| + | **** ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系-SWEBOK2004- [#s4a99a82] |
| + | ●ある目的をもって制御されている実行の軌跡(時間軸上の状態系列),または実行を行う母体の動的性質 |
| + | |
| + | ●ソフトウェアプロセス&br;ソフトウェアおよび付帯するプロダクトを開発し,保守するために利用される,アクティビティ,方法,実践,および変換をまとめた1つの集合体である.プロセスレベルでは,ソフトウェア保守アクティビティは,ソフトウェア開発アクティビティとの間で共有するものが多い.(たとえば,ソフトウェア構成管理は,両アクティビティにとって不可欠である.) |
| + | |
| + | **** 共通フレーム2007 [#rc2fb478] |
| + | 共通フレームは,ISO/IEC 12207(JIS X 0160)に従い,システム開発作業を4階層に定義し,上位から「プロセス」,「アクティビティ」,「タスク」,および「リスト」としている.&br;階層の定義に際しては,ISO/IEC12207(JIS X 0160)の定義を具体的に表現して以下のとおりとする.&br;(1)プロセス&br;システム開発作業を役割の観点でまとめたものである.入力から出力へ変換させるもの(企画,要件定義,開発,運用,保守など)のほか,状態の変化に対応するもの(構成管理,文書作成,契約の変更管理など),生産物や作業の評価(共同レビュー,検証,監査など)などが含まれる.&br;(注)ISO/IEC 12207の定義&br;互いに関連をもった”アクティビティ”の集合で,入力を出力に変換するもの&br;&br;(2)アクティビティ&br;相関の強いタスクをまとめたタスクの集合で,プロセスの構成要素をいう.例えば,開発プロセスでは,システムやソフトウェアの開発対象に対する要件定義,方式設計というように,作業目的ごとにプロセス内の作業を分割したものをいう.&br;(注)ISO/IEC 12207の定義&br;プロセスを構成する要素&br;&br;(3)タスク&br;アクティビティを構成する要素である.例えば,開発プロセス中のシステム方式設計では,「システムアーキテクチャ(ハードウェア構成品目,ソフトウェア構成品目および手作業からなるシステム要件で構成)が確定されること」,「システムアーキテクチャとシステム要件が定められた評価基準に従って評価されること」というように,アクティビティを具体的に遂行または支援しなければならない個々の作業をいう.&br;(注)ISO/IEC 12207の定義&br;アクティビティを構成する要素&br;&br;(4)リスト&br;タスクを構成する要素である.タスクには多種多様な作業が存在する.したがって,リストに挙げられたものがすべての作業要素を表しているわけではない.リストは規格でも共通フレームでも,例示として取り扱う. |
| + | |
| + | *** 文書 [#j0237b06] |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#n8da0675] |
| + | 1.文字を用いて書きしるしたもの.書きもの.もんじょ.ふみ. |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#hcdee456] |
| + | 文字や記号を用いて人の意思を書きあらわしたもの。かきもの。ふみ。もんじょ。 |
| + | |
| + | **** デジタル大辞泉 [#w40f4e6c] |
| + | 文字で書き記したものの総称.書籍・書類・書状・証文など.書き物.ふみ.もんじょ. |
| + | |
| + | **** プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集 [#s2f93460] |
| + | ●一般的に永続性があり人間や機会が判読できる,媒体およびその上に記録された情報.プロジェクトマネジメント計画書,仕様書,手順書,調査書,マニュアルなどがある. |
| + | A medium and information recorded thereon, that generally has permanence and can be read by a person or a machine. Examples include project management plans, specifications, procedures, studies, and manuals. |
| | | |
| ** &aname(mline){ま行}; [#z5a748cd] | | ** &aname(mline){ま行}; [#z5a748cd] |
| | | |
- | |用語&br;(対英語)|辞書&br;規格|辞書定義|h | + | *** モデル [#d8b1266c] |
- | |LEFT:&aname(model){モデル&br;(model)};|日|1.ある事柄の手本や見本となるもの.原型,典型,ひな型.&br;4.模型.&br;5.商品や試みなどの標準とされるものやその形式.| | + | &aname(model); |
- | |~|広|1.型.型式(かたしき).「最新-」&br;2.模型.雛型.「プラスチック-」「計量経済-」&br;3.模範.手本.「-地区」| | + | model |
- | |~|泉|1.模範・手本または標準となるもの.また、今後の範とするために試みられたもの.&br;2.ある事象について、諸要素とそれら相互の関係を定式化して表したもの.| | + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#b5c66b0c] |
| + | 1.ある事柄の手本や見本となるもの.原型,典型,ひな型. |
| + | 4.模型. |
| + | 5.商品や試みなどの標準とされるものやその形式. |
| | | |
- | RIGHT:&font(14px){[[ページTOPへ>基本用語#standard_term_top]]}; | + | **** 広辞苑 第6版 [#je30258b] |
| + | 1.型.型式(かたしき).「最新-」 |
| + | 2.模型.雛型.「プラスチック-」「計量経済-」 |
| + | 3.模範.手本.「-地区」 |
| + | |
| + | ****デジタル大辞泉 [#i67ab3c8] |
| + | 1.模範・手本または標準となるもの.また、今後の範とするために試みられたもの. |
| + | 2.ある事象について、諸要素とそれら相互の関係を定式化して表したもの. |
| | | |
| ** &aname(yline){や行}; [#k064b64b] | | ** &aname(yline){や行}; [#k064b64b] |
| | | |
- | |用語&br;(対英語)|辞書&br;規格|辞書定義|h | + | *** 要求 [#j6164795] |
- | |LEFT:&aname(requirement1){要求&br;(requirement)};|日|1.強く請い求めること.当然のこととして強い態度で相手に求めること.&br;2.必要とすること.ほしく思うこと.&br;3.人間の行動の基礎にある動因.願望として自覚されたものだけでなく,意識されない深層の動因もこれに含まれる.欲求.&br;4.法律で,相手方にある行為を求めること.「請求」よりもやや広い意味で用いられる.| | + | &aname(request); |
- | |~|JIS|LEFT:システムが満たさなければならない必須条件.(要件,要求事項も同定義)(x0020)| | + | requirement |
- | |~|IEEE|LEFT:(1) 問題を解決したり、目標を達成するために、ステークホルダが必要とする条件、あるいは能力(A condition or capability neededdd by a stakeholder to solve a problem or achieve an objective). ここで、条件とは、たとえば、ステークホルダが現状(As-Is)からあるべき姿(To-Be)へ到達するために必要な条件を意味する&br;(2) 契約、標準、仕様、あるいは、その他の正式に要請された文書を満たすために、システム、あるいは、システムコンポーネントが満たすべき条件、あるいは、持つべき能力。 (A condition or capability that must be met or possesseed by a system or system componet to satisfy a contract, standard, specification, or other formally imposed documents).&br;(3) 上記の(1),(2)の条件や能力を記述した文書。 (A documented representation of a condition or capability as in (1) or (2)).&br;(IEEE610 90:REBOK)| | + | |
- | |~|エンジニアリング関連|LEFT:●要望、要求、要件についての調査:鈴木三紀夫ブログ http://d.hatena.ne.jp/mkoszk/20101218/12926540096&br;●ビジネス構築,業務改善を遂行するうえで,利用者および利害関係者が必要と思っている事項.システム化されるかどうかはまだ決まっていない状態にある要望事項.&br;(IPA SEC編 「SEC BOOKS 共通フレーム2007 ― SLCP-JCF2007 国際規格適合」)&br;●契約,規格,仕様,またはその他の公式な文書に準拠するために,システム,プロダクト,サービス,所産,または構成要素が満足または具備すべき条件や能力.要求事項は,スポンサー,顧客,および他のステークホルダーのニーズ,要望,期待を数値で示し,文書化されたもの.(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集)| | + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#i6a817b5] |
- | |LEFT:&aname(requirement2){要件&br;(requirement)};|日|肝要な事柄.必要な条件.| | + | 1.強く請い求めること.当然のこととして強い態度で相手に求めること. |
- | |~|広|1.大切な用件.&br;2.必要な条件「-を満たす」「成立-」| | + | 2.必要とすること.ほしく思うこと. |
- | |~|JIS|LEFT:システムが満たさなければならない必須条件.(要求,要求事項も同定義)(x0020)| | + | 3.人間の行動の基礎にある動因.願望として自覚されたものだけでなく,意識されない深層の動因もこれに含まれる.欲求. |
- | |~|エンジニアリング関連|LEFT:●ビジネス構築,業務改善,商品開発等の目的実現のために,システム構築の条件,システムに実装する内容についての定義事項.すなわち,利用者および利害関係者からの要求内容について,システム化目的,システム化の対象範囲(スコープ) やソリューション上の制約条件(例えば,品質,コスト,納期,技術など)の観点から十分な検討を加え,システムに実装すべき,かつ実現の可能性が立証されている要求事項.&br;(IPA SEC編 「SEC BOOKS 共通フレーム2007 ― SLCP-JCF2007 国際規格適合」)| | + | 4.法律で,相手方にある行為を求めること.「請求」よりもやや広い意味で用いられる. |
- | |LEFT:&aname(term){用語&br;(term)};|日|1.使用する言語.使用する字句.また,特定の部門で使うことば.術語.&br;2.(-する)考えを表現するため,ある語を用いること.| | + | |
- | |~|泉|使用されている字句や言葉.特に、ある特定の分野で用いられる言葉.術語.| | + | **** JIS [#hb60d4cf] |
| + | システムが満たさなければならない必須条件.(要件,要求事項も同定義)(x0020) |
| + | |
| + | **** IEEE [#oce08b4d] |
| + | (1) 問題を解決したり、目標を達成するために、ステークホルダが必要とする条件、あるいは能力(A condition or capability neededdd by a stakeholder to solve a problem or achieve an objective). ここで、条件とは、たとえば、ステークホルダが現状(As-Is)からあるべき姿(To-Be)へ到達するために必要な条件を意味する |
| + | (2) 契約、標準、仕様、あるいは、その他の正式に要請された文書を満たすために、システム、あるいは、システムコンポーネントが満たすべき条件、あるいは、持つべき能力。 (A condition or capability that must be met or possesseed by a system or system componet to satisfy a contract, standard, specification, or other formally imposed documents). |
| + | (3) 上記の(1),(2)の条件や能力を記述した文書。 (A documented representation of a condition or capability as in (1) or (2)).&br;(IEEE610 90:REBOK) |
| + | |
| + | **** 鈴木三紀夫ブログ http://d.hatena.ne.jp/mkoszk/20101218/12926540096 [#dcd10cc9] |
| + | ●要望、要求、要件についての調査:&br; |
| + | |
| + | **** IPA SEC編 「SEC BOOKS 共通フレーム2007 ― SLCP-JCF2007 国際規格適合」 [#b29ce241] |
| + | ●ビジネス構築,業務改善を遂行するうえで,利用者および利害関係者が必要と思っている事項.システム化されるかどうかはまだ決まっていない状態にある要望事項.&br; |
| + | |
| + | **** プロジェクトマネジメント知識体系ガイド[PMBOK ガイド]第3版 用語集 [#s2d06580] |
| + | &br;●契約,規格,仕様,またはその他の公式な文書に準拠するために,システム,プロダクト,サービス,所産,または構成要素が満足または具備すべき条件や能力.要求事項は,スポンサー,顧客,および他のステークホルダーのニーズ,要望,期待を数値で示し,文書化されたもの. |
| + | |
| + | *** 要件 [#z04e42e0] |
| + | &aname(requirement); |
| + | requirement |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#m13dbe4e] |
| + | 肝要な事柄.必要な条件. |
| + | |
| + | **** 広辞苑 第6版 [#w1414121] |
| + | 1.大切な用件.&br;2.必要な条件「-を満たす」「成立-」 |
| + | |
| + | **** JIS [#n9172f47] |
| + | システムが満たさなければならない必須条件.(要求,要求事項も同定義)(x0020) |
| + | |
| + | **** IPA SEC編 「SEC BOOKS 共通フレーム2007 ― SLCP-JCF2007 国際規格適合」 [#m6a1efa6] |
| + | エンジニアリング関連|LEFT:●ビジネス構築,業務改善,商品開発等の目的実現のために,システム構築の条件,システムに実装する内容についての定義事項.すなわち,利用者および利害関係者からの要求内容について,システム化目的,システム化の対象範囲(スコープ) やソリューション上の制約条件(例えば,品質,コスト,納期,技術など)の観点から十分な検討を加え,システムに実装すべき,かつ実現の可能性が立証されている要求事項. |
| + | |
| + | |
| + | *** 用語 [#qd740243] |
| + | &aname(term); |
| + | term |
| + | |
| + | **** 日本国語大辞典 第2版 精選版 [#b4d746e6] |
| + | 1.使用する言語.使用する字句.また,特定の部門で使うことば.術語.&br; |
| + | 2.(-する)考えを表現するため,ある語を用いること. |
| | | |
- | RIGHT:&font(14px){[[ページTOPへ>基本用語#standard_term_top]]}; | + | **** デジタル大辞泉 [#m00c6fc7] |
| + | 使用されている字句や言葉.特に、ある特定の分野で用いられる言葉.術語. |