システム開発文書品質研究会 (ASDoQ)
第28回研究会【2022/3/9(水):オンライン】開催のご案内
日時:2022年3月9日(水)15:00 - 18:00
場所:オンライン(ZOOM)
出席の申し込み者には,前日までにZoomミーティングのURLをお送りします.
対象者:ASDoQ会員,入会を検討している方
参加費:無料
出欠登録締切:3月9日(水)12:00
◆研究会 プログラム
1.オープニング 15:00-15:05
2.講演~ASDoQ大会2021話題提供から~ 15:05-16:30
「ゴールから逆算したプロセスで開発文書全体をMECEにする」
南部 妙水(アンリツ株式会社)
【概要】
1つ1つの開発文書は高品質でも、仕様の一部がどの文書にも記載されていなかったり、複数の文書に違う内容が記載されていたりしては、プロジェクトのどこかで問題が起きます。特に短納期が求められる派生開発では『手戻り』する余裕がないだけでなく、始めから文書変更の工数も低く見積もられていることが多いため、プロジェクトの文書をMECEにすることが重要です。今回は、PFDという記法を使って、ゴールから逆算したプロセスから「必要な情報」を洗い出し、整理する方法をご紹介します。「機能仕様書に何を書くか」ではなく「この情報を書くのに相応しい文書はどれか」と考えてみませんか。
【プロフィール】
組込ソフトウェアの派生開発で出会った課題の解決方法を求め、2009年・2012年に日科技連SQiP研究会に参加。同研究会で派生開発推進協議会(AFFORDD)の前代表・清水吉男氏の指導を受けたのをきっかけに、AFFORDD会員になった。現在は「プロセス設計」「リスク管理」の研究会で、派生開発の課題解決に取り組み続けている。
【配布資料】
ダウンロード
3.グループワーク&討議 16:50-17:50
「文書品質特性の視点から記述を改善してみよう」
ASDoQ運営スタッフ
【概要】
ASDoQのシステム文書品質モデルを使って、例文の改善をワーク形式で行います。
例文の問題点と、その問題点がどの文書品質特性に該当するかを考え、例文の改善例をみんなで探っていきましょう。
(お願い)皆さんがこれまでに扱った開発文書やビジネス文書の中から、次のような文や文章があれば、お持ちください。
・どう修正してよいか分からない
・記述の指摘を、どの品質特性に類別するか迷う
・記述の何が問題かよく分からない
(注1)該当する記述を持ち合わせていない場合は、こちらで例文を用意していますので、手ぶらでも参加できます。
(注2)研究会には参加できないが、該当する記述は有る、という方は、記述の例を、ぜひASDoQ(secretariat@asdoq.jp)にお送りいただき、活動にご協力をお願いします。
(注3)多様な事例を経験したいので、機密を理由に持ち寄る文や文章が少なくなることを避けたいです。製品名などの機密事項の箇所を伏せ字や一般用語などに差し替えてご提示ください。
【配布資料】
ダウンロード
4.クロージング 17:50-18:00
◆情報交換会 18:00-19:00
ZOOM懇談会
◆研究会の出席確認
研究会への出欠(出席/欠席)を以下のフォームからご連絡ください.